「安田屋家具店」で検索するとHotFrogという無料の企業検索サイトが表示されます。安田屋家具店のホームページを開設した4年前にHotFrog検索サイトを知り、ちゃんとした企業紹介データーを掲載するようにしていた。 あれから4年と数ヶ月した今日、初めてHotFrog経由でお客様からの家具修理に関する問合せが届いた。

なんにでも情報発信をして、窓口を広げておくことは良きことだとあらためて思ったのでした。HotFrog 無料企業検索さん、ありがとう!!

お客様からのお問合せ
初めてお問い合わせさせていただきます。東京のMと申します。
ダイニングチェアの塗装塗り替えと、座面の張替えについてのお問い合わせです。 物は、秋田木工のNo.1003という曲木のチェア、色はダークブラウンのものです。祖母から譲り受け、これからも長く使いたいのですが、長年使用し、所々塗装が剥げてきているのと、私の家がメープルやホワイトオークの家具ばかりのため、メープルのダイニングデーブルに合うような、明るい白木の色に塗り替えをお願いしたく存知ます。

また、座面もベージュ系に張替え希望です。大体のお見積もりとして、おいくらくらいになりますでしょうか?(定価が25,000円なので、同等かそれ以上の場合 買い直した方が良いことになりますが…^_^;) 発送は、東京からになります。

購入したのは山形の家具店ですでに無いため、秋田木工にも伺ってみたのですが、座面張替えはともかく、塗り替えはちょっと…という反応で、半ば諦めておりました。 写真が必要でしたら、お送りさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

安田屋家具店からの返信
秋田木工のno.1003の曲木椅子。

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いい椅子です。
残念ながら秋田木工は会社再建が出来ず、現在は大塚家具の子会社として大塚家具のみに曲げ木椅子を供給しているようで、他の家具店ではもう取り扱えない商品になってしまいました。1社独占なので、秋田木工時代よりも信じられないほどかなり高い価格が付けられているようです。

さてお問合せの木部塗装ですが、通常の塗替えの場合は、現在の塗装を木地の状態まで落とす必要が無いので、現在の色と同色か、もしくは多少濃い色に仕上がります。現在の色よりも濃い色に仕上げる塗り替えが一般的です。 この場合の塗替え費用は1脚税込12,000円程度だと思います。 無地の布地・合成皮革(ビニールレザー)を使用した場合の座面張替は1脚税込7,000円程度だと思います。往復の運賃は別途実費が必要です。 したがいまして塗替え・張替で1脚19,000円程度+往復運賃になります。往復運賃は1脚5,000円前後になるかと思います。2脚をダンボール1箱に入れられれば、2脚の往復運賃は5,000円前後となりますので割安となります。

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9月 27, 2013 · Posted in 椅子張替え  
    

お客様からリビングチェアーの修理についてお問合せがあった。写真も添付されて送られてきていた。

ソファーの張替の見積もりをお願いします。色は同色で座面、側面は本革ですが裏面は合皮でもよいと思います。ソファーのクッションが悪くなっているので合わせて修理をお願いします。

ワンアーム

片袖チェアー  2脚 幅 65  高さ 75  奥行き 80cm
袖無チェアー    3脚 幅 54  高さ 75  奥行き 80cm

アームレス

おっおっーー!!
懐かしいリビングチェアーです。
四代目が若い頃、多く販売したデザインのチェアーです。

しかし残念ながら現在ではほとんど生産中止と なってしまった「片肘チェアー」「肘無しチェアー」を 組み合わせるタイプのリビングチェアーセットです。 張地の仕上げは、人体の体が触れる座面・背面の表面に 本革を使用し、チェアー側面・裏面には同色の 合成皮革(ビニールレザー)を使用した「半革仕上げ」 という方法です。

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9月 29, 2013 · Posted in 椅子張替え  
    

お客様からメールにてお問合せ
カウチソファーの座面クッション部分なのですが、座面のバネが壊れて部分的に盛り上がってしまいました。でこぼこ状態です。修理を考えているのですが、金額が知りたいです。座面は取り外しができるタイプで、座面部のみでは、65×65×15センチくらいの大きさです。よろしくお願いいたします。

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安田屋家具店からの返信
御問合せの修理内容として、座クッション中身の座面のバネが壊れて部分的に盛り上がってしまい、でこぼこ状態とのことですね。 写真を見たところ、取り外しのできる座クッションの中身がでこぼこ状態とのことであれば、それは座クッション内部がポケットコイルを入れてあるクッションではないかと思います。

写真2の中央部分が黄色になっている部分の中身に袋につめたコイルバネがひとつひとつ独立していて、他のコイルバネと連結していないポケットコイルが入れてあるのではないかと思います。写真2のまわりの白い部分が枠組みになっている少し固めのウレタン材ではないかと思います。 このような状態で、中身のコイルバネが壊れて部分的にでこぼこと盛り上がっているということであれば、その修理方法としては、中身のバネがどのような状態になっているか確認しないとなりません。

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11月 6, 2013 · Posted in 椅子張替え  
    

何年くらい前でしょうか。
すっかり忘れてしまうほど時が経つのは早いもんです。
東京に本社があった家具業界大手の工場「コスガ」製のダイニングチェア「1085DC」の背もたれ部分の籐シートが破れてしまったための修理依頼がありました。

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この籐シートは消耗部分なので、使用頻度にもよりますが、15年から25年前後で破れて修理されることが多いですね。今回も安田屋家具店にて20年ほど前にご購入いただいたお客様からのご依頼です。

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すでに製造した「コスガ」はありませんので、安田屋家具店専属の籐職人に修理を依頼します。

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5月 23, 2014 · Posted in 椅子張替え, 籐家具修理  
    

先日お伝えした今はなき工場「コスガ」製の食堂椅子「1085DC」の背もたれ等シート部分の張替えが完了し、職人工房から安田屋家具店に届きました。

これがお預かり当初。

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そしてこれが修理完了後です。

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6月 4, 2014 · Posted in 椅子張替え  
    

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