アルテジャパン製のダイニングチェアーの座面と背面のみが送られてきました。ともに籐シート張りです。

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アルテジャパンはもともと吊り鏡やガラステーブルを取扱っている工場です。椅子などの商品数は少ないです。

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座面の籐シートは破れています。

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この椅子のオリジナルは、1929年に発表されたバウハウスを代表するデザイナー「マルセル・ブロイヤー」の代表作である「チェスカチェア」です。愛娘の名前(チェスカ)から「チェスカチェア」という愛称で親しまれている名作チェアです。

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5月 8, 2015 · Posted in 籐家具修理  
    

先日お伝えした名作椅子「チェスカチェア」(デザイナー/マルセル・ブロイヤー)の背面・座面に貼られている籐シート張替えについてご紹介した続きです。

使用されている籐シートは「五分カゴメ編み籐シート」を使用しています。簡単に張替が出来るように手編み構造ではなく「溝決め込み仕上げ」構造になっています。

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座面サイズは、横幅430、長さ400ミリです。

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背面サイズは、横幅430、長さ240ミリです。

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5月 12, 2015 · Posted in 籐家具修理  
    

先日お伝えしましたアルテジャパン製の「チェスカチェア」の座面籐シートの張替が完了しました。

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今回も「五分カゴメ編みシート」を使用しました。無塗装の生地仕上げです。そしてこれが張替え完了後の座面です。

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張替えたばかりの籐シートは、白っぽい色をしています。

籐シートは消耗品であるため、簡単に張替が出来るように木枠の渕周りに溝が彫られていて、そこに籐シートを入れ込み、籐丸芯で押さえ込んで止める「溝決め込み仕上げ」を採用してあります。

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張替え前

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5月 19, 2015 · Posted in 籐家具修理  
    

キツツキマークで有名な、飛騨・高山に工場がある飛騨産業製作のリビングダイニングチェアの背もたれ部分に張られてあるカゴメ編み籐シートの張替え修理がありました。

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早速お客様宅で椅子を確認。
あっこれは・・・・、直ぐに品名が分りました。飛騨産業の代表的なカントリー家具シリーズ 「フロンティア」です。今ではこのような重厚などっしりとした椅子は見かけなくなりましたねぇ。ほんといい椅子です。

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「フロンティア」シリーズは、カラマツ材を使用していたので、材質が柔らかく、へこみ傷がつきやすい家具でした。でもカラマツ材なので見た目の重厚さとは違って、重量は意外と軽かったんです。

今回の椅子のデザインは「フロンティア」なんですが、材質を見るとカラマツではないことに気がつく四代目。木目を確認すると、ナラ材ではないし、ニレ材のような木目です。

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5月 29, 2015 · Posted in 籐家具修理  
    

先日お預かりしました飛騨産業のカントリーデザインの代表的な一つである「フロンティア」シリーズの食堂椅子の背もたれ籐シート張替え修理が完了して入荷してきました。

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椅子のサイズが大きいのと肘付き椅子なので、ダンボール1箱に1脚ずつ入っています。6箱になると安田屋家具店のウィンドウをふさいでしまいました。

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到着した修理の仕上がりを確認する四代目。1脚1脚箱から出してチェックします。

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6月 9, 2015 · Posted in 籐家具修理  
    

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