20数年ほど前にご婚礼家具としてご購入になられた「婚礼たんす」、いわゆる洋服タンスですが、その扉についている丁番金具が折れてしまい、扉が外れたとのご相談があり見てきました。

 幅100cm前後の両開き洋服タンスが2本、幅50cm前後の片開きロッカーたんすが1本の3点セットでした。当時流行していたワインカラー色です。作りはしっかりとしています。現代のハリボテな家具ではありません。

 扉についている金具を確認すると、案の定「アングル丁番金具」でした。それも今は現存していないサイズの金具です。扉の厚み24㎜、側板の厚み28㎜用の「24-28」です。カップ径も丸型ではなく、幅33、長さ45㎜のロケット型です。金具は長年の使用で変形してしまっています。また接合部も折れかかっています。

 お客様のご要望をお聞きすると、扉のたてつけもずれているので、全ての扉の金具を取替えて欲しいとの内容でした。同じ金具は現存していないことをお伝えし、現在主流の「スライド丁番金具」に取り替える修理方法をお伝えしました。事前に扉をお預かりして、金具を取り替える作業を行い、その後お客様宅で取り付け施工を行なうという方法です。

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1月 11, 2012 · Posted in その他の家具修理  
    

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