只今、安田屋家具店にて開催しています「日本の編と織」展示会も、いよいよ明日が最終日となりました。

開催初日から、晴天続きの天気にも恵まれ、また金冠日食もありと良き展示会日和となりました。昨日の中日新聞に安田屋家具店の「日本の編と織」開催中の記事が掲載されたこともあり、新聞をご覧になられて来場される新規のお客様も多々ありました。中日新聞岐阜支局は、安田屋家具店が立地する美殿町のすぐ前にあるという立地条件、また四代目が中心となって様々な話題づくりのイベントを美殿町で開催していることもあり、展示会開催の取材をしていただけました。M記者さん、ありがとうございます。

展示会場で大好評であった職人 高江雅人氏の竹バック作品も、一日一日お買い求め頂けたこともあり、展示商品数も心なしか少なくなったような気がします。でもご安心下さい。まだまだ十分に良い竹バックを展示しております。例えば・・・・、

これは一番細かい竹網仕上げの「波網代」。表面は漆塗り仕上げです。

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5月 23, 2012 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

5月18日から安田屋家具店にて開催いたしました「日本の編と織」展も、とうとう本日が最終日となりました。

本来であれば今日の24日 木曜日は安田屋家具店の定休日なのですが、今回は展示会最終日として休まず営業いたしております。とは言うものの、美殿町通りの他店舗の多くは定休日の木曜日なので、閉まっているお店も多々有り、いささか寂しいかな。でもご来場いただくお客様のためにガンバリマス!!

今回は、日本古来の手織絨毯「鍋島緞通」をご紹介します。
織元のご協力により、9枚の「鍋島緞通」を展示しています。

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5月 24, 2012 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

先日の「リクライニングチェアー修理」続きです。
座面とリクライニングチェアー本体の接合を確認すると・・・・、

背もたれと座面が、両方の接合部分に出っ張っている金具を六角ビスで止めてあります。これを外せば第一段階終了です。

次に座面と本体の接合は・・・・、

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5月 25, 2012 · Posted in 椅子張替え  
    

ここ数日ニュースで大きく取り上げられている「ツアーバス事故」
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。また怪我をされた方の一日も早い回復をお祈りします。

数ヶ月前、四代目の長女も深夜バスで東京観光に行った。無事に戻ってきたけれど、乗車するバス選びは慎重にしたもらった。四代目もここ最近は各地の家具展示会への出張は経費を抑えるために深夜バスや高速バスを利用している。時間はかかるものの、夜中寝ているだけで早朝目的地に到着するし、費用は新幹線を使用するよりもはるかに安いですからね。

でも乗車するたびに「運転手さんに全てをお任せ。プロのドライバーだから安心かな??」と一抹の不安を持ちながら、運転手を信頼するしかありませんでした。

今回のバス事故、起こってはいけないけれど、起こるべくしていつか起こる事故だったように思う。そしてその根底にある原因は、私達消費者側の「安ければいい」という考えがあるのだと思う。バスだけでなく、ありとあらゆる業種で「安ければいい」という考えがあり、さらに安い商品も、高い商品もそれほど大きな変わりはないと思っていることに問題がある。

安田屋家具店でも、高い家具も安い家具も同じだと思っておられる風潮がある。同じものならば安い家具の方が良いに決まっている。でも現実は、安価な家具と高価な家具はまったく違う作りをしている。見た目のデザインは同じでも、価格を安くするために作業を省いている部分が見えないところにある。それは耐久性につながっていて、使い捨て家具となってしまっている。

『物の価値を見極める目』を日本人が失ってしまったこと痛切に感じる。

昔の上得意様から四代目はよく言われました。「この家具の構造や造りからして、この価格は高すぎる」とか「こんな丁寧なつくりをしているのにこの価格は安い」とか、そして「物の価値」を見る眼を養うには、よいものも悪いもの含めていろんなものを見て、本来持っているそれぞれの物の価値を知ることが重要ということを懇々と教えてもらいました。

今はインターネットでいとも簡単に情報を手に入れられます。それに比例して、物の価値を見る眼、判断基準を全て他人の判断に任せるようになってしまいました。自分自身で物の価値を見極めることを放棄してしまったのです。そのほうが便利だから。

そして口コミ評価とか、レビューとか、食べログとか、見ず知らずの人が書き込んだ嘘か真かわからない価値判断を、あやふやな自分自身の経験に照らし合わせて判断する。その結果「ここのお店はNO.1」との口コミが多ければ、そこに行列を作り、む「1分間で○万個売れています」につられて商品を買ってしまう。世の中そんなことが日々繰り返されるようになった。企業はその効果を取り入れて、サクラのやらせ宣伝をさりげなく打つ。それを信じてものを買う。なんと浅はかな消費者に落ちてしまったんだろうと思う。

バス事故後、多分規制が厳しくなり、一人乗務は許されず、必ず二人乗務制となる。そして二人乗務することを安心材料としてアピールし顧客獲得をするようになるはずです。あまり安い金額だと今回のような事故になるんじゃないかと思い、ちょっと高めの金額のバスを選ぶことが判断基準となる。もちろん二人乗務となれば、人件費も上がるわけなので、この機会にとバス金額は上昇するでしょうね。でも中には「二人乗務で安心な上に金額もこんな低価格」と低価格をうたい続けるところも出てくるでしょうし、二人乗務で二人乗せても、人件費を低くするために、実質は一人の運転手だけにして、もう一人は運転できない人間を乗務員として乗せておく。そしてさらに悪どくバス金額も値上げしてしまう。そんなことも考える輩がきっと出てくるに違いないと思う。今の世の中、何でもありになっちゃいましたから。

消費者側も、バス事故直後のいまだからこそ安全運行に最も気をつける時期であり、今は低価格でも安心と考え、低価格のバスを選ぶ人もいるでしょうね。

いずれにしても自分自身で「物の価値を見る目」を養うしかないと思います。バス事故のニュースを見るたびに、こんなことを思ってしまいます。今回は全く写真無しで見にくく、申し訳ありませんでした。

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5月 27, 2012 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

ハンギングEggチェアー本体を天井から吊るす場合、どんな金具を使用したらよいかというご質問を数多く受けましたのでご説明いたします。

まず取付金具は2タイプあります。
どちらも天井の梁等に取り付けるタイプです。

先端がねじ込み式になっているもの。
一般的なものとして洋灯吊り、ヒートンを大きくした金具です。

天井の梁材などの木部にねじ込んで取り付けます。取り付けた後に先端のリング部分とチェーンをハンギングEggチェアー本体に付属している接合金具「シャックル」で接合します。

重要なのはハンギングEggチェアー本体を取り付けて、人間が座った体重が加わっても抜けない丈夫な金具であることです。チェーンの耐加重は200㎏のものを使用しますので、それに耐えて取り付けた梁から抜けない大きな金具を選び、しっかりと取り付けることです。

次に上記のものと同様の金具ですが、先端をねじ込んで止めるのではなく、梁などの木部に貫通した穴をあけた後に金具の先端を差し込み、貫通した先でボルトでねじ込んで止める方法です。先の金具とは止める方法が違うだけです。

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5月 29, 2012 · Posted in ハンギングチェアー  
    

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