H様からクローゼット折戸用丁番についてのお問い合わせがありました。ここ最近、クローゼット折戸用丁番に関するお問い合わせやオンラインショップでの丁番のご注文が多いです。年度替わりの時期となり引越し・入居シーズンによるクローゼット折戸点検が多くなっているからなんでしょうか。
H様からのお問合せ
ノダ社製クローゼットの蝶番が破損しました。
古いもので既に製造中止となっているかと思います。代用品があれば3個ほどご都合いただけますでしょうか。
安田屋家具店からの返信
破損金具写真を確認しました。
「ノダ社」(NODA)とは、全国に営業所がある住宅用ドアやクローゼットを生産・販売している会社です。破損した金具は、「ノダ社」オリジナル金具ではなく、クローゼット折戸用に特化して生産している金具工場の金具となります。
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金具を取付けるネジ穴位置が、扉にあいている円形溝の外側であることから、一世代前の古い金具です。残念ながらこの破損金具はすでに生産終了し現存していない金具となります。
しかし破損金具を生産した同じ工場が、機能性・耐久性を向上させた後継金具を現在も生産しています。
この後継金具で代替えできますのでご安心ください。扉にあいている円形溝のサイズも同じなので、簡単に取替えができます。
取付ネジ位置もほぼ同じです。
若干のズレがある場合は、つま楊枝などの丸棒をネジ穴に差し込んで、古いネジ穴を埋めてください。
扉1枚に新旧の金具が混在して取付いていると耐久性が落ちたりしますので、必ず同時期に同じ金具が取付いているよう交換ください。
金具は1個税込み600円です。
取付ネジが8本付属します。
送料が別途必要です。
取替作業が簡単にできる方法をお知らせします。
クローゼット内部に人が入り、金具取替作業ができる空間がある場合、一人の方がクローゼット内部に入り、もう一人の人が外側から扉を閉めて、扉を押して支えるようにします。
内部の方は、真中に付いている古い金具を取外し、新しい金具に取替えます。次に最下部の古い金具を取外し、新しい金具に取替えます。最後に最上部の金具を同様にして取替えます。
このように扉同士が取付いている状態で金具交換をすると、専門的な扉と扉の隙間サイズを割り出す必要が無く、自動的に確定します。そのためどなたでも簡単に取替えができるわけです。
もしクローゼット内部に作業できる空間が無い場合は、扉をクローゼット本体から取外した状態で同様の作業を行います。金具を取替えられたら扉同士が連結した状態でクローゼット本体に取付けます。ぜひお試しください。
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