極上飛騨牛「最とび」コース1

8月 27, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき · Comment 

 安田屋家具店が立地する美殿町では、商店主が月に一度集まる「講(こう)」というものがあります。昔は今のように簡単にお金を借りることができなかった時代なので、商店主が毎月1度一定額のお金を出し合い、商売上どうしても必要な時には、利息の額で競合う競りを行なってそのお金を借り合うという相互扶助から行なわれたものです。頼母子講(たのもしこう)と呼ばれる会ですね。
今はこのようにしてお金を借り合う必要性はなくなりましたが、メンバーが毎月金を出し合い、積み立てられた金で宴会や旅行を催す場合もあれば、くじに当たった者(くじと言いながら実際は順番であることが多い)が金額を総取りする形態として残っています。美殿町で行なわれる講も本来の目的よりも、商店主同士の懇親を深める目的で開催しています。

 講の名前は「美友会(びゆうかい)」といい、毎月20日夜7時から開催しています。今月で444回目の開催となりましたので37年間続いています。四代目も今から24年前に入会させられました。27歳の時に回りは40代以上の旦那ばかりだったので緊張しましたが、持ち前の性格もあってかその内にタメ口になりました。全員年上ばかりだったので、商売のことや街づくりの話題が面白かったですね。今でもこの年齢差は縮まりませんので一緒なんですけどね。

 現在参加している旦那衆は「ふとんのお店 すずきや」、茶道具の「中嶋祥雲堂」、和菓子の「おきなや総本舗」「甘泉堂総本店」、花屋の「花倶楽部オザキ」、漬物店の「美殿屋漬物店」、履物の「小川屋本舗」、歯科医院の「永田歯科」、漆器・陶器の「小林漆陶」、そして安田屋家具店の10店舗11名です。

 いつのころか毎年6月は「慰安旅行」となっていて、当初の頃は各地の活性化している商店街の視察を兼ねていました。そのうち温泉地に行クコとが多くなっていきました。熱海の大観荘、下呂の湯の島館、西浦温泉、篠島などなど。最近はこの6月の「慰安旅行」への参加者が少なくなったこともあり、昨年から美殿町周辺の「気になった店」とか「行ってみたいけど高そうで個人ではちょっと行かない」そんなお店に行くこととしました。特に「肉」に限定することとなりました。昨年は、歩いて3分ほどの「松屋」、歩いて1分の「まつ井」の飛騨牛のステーキを堪能しました。

 今年は、毎年6月を担当する四代目が、前々から気になっていたけど高そうなので入ったことの無い「飛騨牛一頭家 馬喰一代(ばくろいちだい) 神田町店」に決定しました。24年前に岐阜青年会議所(岐阜JC)に一緒に入会したFさんが経営しているお店で、最近は花の都東京は銀座にも出店しているお店です。24年前は「チャコールFUKAO」という店名で、1度宴会をしたことがありますので、それ以来、なんと24年ぶりとなりました。Fさん四代目のこと覚えているかなぁー???

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お座敷遊び

1月 9, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき · Comment 

昨年末、日本の旦那衆の遊びであった「お座敷遊び」 を楽しませていただいた。

 四代目が縁あって理事を勤めさせていただいている【 協同組合 NCリンク 】 さんの役員懇談会があったのです。四代目が理事に就任してまだ2年も経過していないので、役員懇談会は始めての行事でした。もともとは毎月の理事会にて積立金をプールして、年に1回旅行に出かけていたそうですが、今年は旅行の参加人数が役員総数の過半数であったため懇談会になったようです。場所は岐阜市の歓楽街にある「料亭 むつ富」でした。ここの女将さんは安田屋家具店のお客様で、つい先日も正座椅子のお届けを四代目がしたところでした。家具のご配達でお伺いしたことはあるものの、お座敷でお料理を食すのは初めてのことです。初体験にワクワクします。

 美味しい食事をいただき、美味しいお酒もいただき、古きよき時代の「お座敷遊び」が始まりました。テレビもインターネットも無い時代の旦那衆のよき遊びだったんでしょうね。芸子さんが2名お座敷におられました。

まずは「神楽かなえ」お姉さまによる三味線と長唄です。

お若い時はさぞかしきれいだったんでしょうね。
今もその面影があります。
またかくしゃくとしていて、男気のある姉御肌だったんではないかと勝手に想像していました。

 美殿町キモノマーケットを主催している関係上、どうしても着物姿に目がいってしまいます。帯はなんと「河童」がお月見をしている図柄でした。なんとも粋ではありませんか。

【 協同組合 NCリンク 】の長村理事長さんからの「信長を舞って欲しい」とのリクエストで・・・・・。

三波春夫の歌「信長」が演奏されると・・・・・、

かっこよかったぁーー。
タイムマシンで50年ほど前に出かけていき、お会いしたいものです。

 懇親会が終了して数日後、この記事を書き込んでいく中で知ったのですが、かなえお姉さまに関する記事が朝日新聞に掲載されていたようです。こんな記事を発見しました。「岐阜花柳界のベテラン芸者、佳那恵さんは「岐阜の人は思い入れが強いのでしょう」。佳那恵さんにしか踊れない踊りがある。「信長」だ。1992年、当時の 蒔田浩市長に三波春夫さん作詞作曲の「信長」の振り付けを頼まれて以来、17年間踊り続ける。信長の一生を表現した8分間の勇壮な踊りに、今も客のリクエ ストは少なくない。」

なかなか経験できないことを体験させていただき、素敵な女性に出会え楽しい時間を過ごしました。明日からまた仕事をがんばりましょう。

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旦那11人衆と飛騨牛ステーキ4

7月 6, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき · Comment 

高級ステーキ店「松屋」からの実況です。
鉄板にのせられた牛脂は、これでもかというほど大量のにんにくが投入され一緒に炒められます。炒められた牛脂とにんにくは各旦那衆の皿に盛られました。いやぁーー、とっても美味でした。

そしていよいよ待ちに待った「飛騨牛」が各旦那衆の皿に盛られました。
まずは「ロース」からです。
次に「ヒレ」が盛られました。
最後に「サーロイン」が盛られました。

飛騨牛の各部位の食感・味の違いを存分に堪能した旦那11人衆。
それぞれ満面の笑顔です。

左から「永田歯科」院長、「中嶋祥雲堂」店主、「おきなや総本舗」店主、「おふとんのお店すずきや」副店主、「小川屋本舗」店主の面々です。。隣の席は・・・・、

左から「甘泉堂」工場長、「おふとんのお店すずきや」店主、「花倶楽部オザキ」店主、「美殿屋漬物店」店主の面々です。全員ホッとしている時に、鉄板では意外な品物がのせられました。えっーーーー!!!

それはなんと【 アイスクリーム 】です。えっ、アイスクリームを炒めるって????
溶けちゃうじゃん????
そんな旦那衆の疑問を意に介せず、シェフはささっとアイスクリームを炒め???? (温め????)、フルーツが盛られたデザート皿にこの温められた???? アイスクリームをのせたのであります。いやぁーこれもまた美味でした。アイスクリームを温めた効果は良くわかりませんでしたが、カッチカッチに凍っているよりも食べやすかったのではないでしょうか。最後のコーヒーを飲みながら、旦那衆全員余韻にひたっておりました。四代目もこれで岐阜市内の三大高級店「花ざくろ」「松屋」「潜龍」を全て制覇したことになりますかね。でも三大高級店以外にまだまだ知らない、行ったことのない名店もあるんでしょうね。

今回の費用は、おふとんのお店すずきやの鈴木店主の知り合いということもあり普段はもっと高いのではないかと思いますが、お値打ちにしていただき一人1万円コースにしていただきました。飲み代を入れて合計一人1万4千円でお釣りが少し出ました。ありがたや、ありがたや。年に一度の「美友会」豪遊。
次回は来年6月の予定です。
それまで1年間がんばりましょう。

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美殿町ガス灯夏祭

8月 16, 2009 · Posted in 四代目のつぶやき · Comment 

 8月11日・12日の二日間、美殿町商店街の夏祭りが開催されたので、安田屋家具店もお店前に出店し「ぎふ楽市楽座」店にて商品アップしています【 わけあり 】【 激安 】【 現品処分 】を多数陳列しました。

 店頭に出店

 今年で25回目の開催、、、ということはもう25年が経過したんですねエー。
四代目も歳とるはずです、はい。

 この「美殿町ガス灯夏祭」の企画・立案など、開催にかかわるほぼ全てのことを2ヶ月ほど前から四代目がやっています。そのため仕事そっちのけとなってしまい、ぎふ楽市楽座店への商品アップやらホームページのブログ更新はおろそかになってしまいます。

 そればかりか、仕事の時間を割くわけには行きませんので、家族との時間、睡眠時間を削って時間を作り、イベント立案、広報活動、マニュアル資料作り、出店者募集・取りまとめなどなどを行いました。ここ最近は、「おふとんのお店 すずきや」さんの旦那と若旦那の多大なる協力を得ることができ、以前よりも少しは楽になったかなと思います。感謝感謝。

もちろん美殿町の旦那衆、おきなや総本舗、小川屋本舗、三共薬局、小林漆陶、オザキ花店、中嶋祥雲堂、美殿屋、甘泉堂総本店の老舗の旦那衆の協力がなければ当日の設営・運営ができないのです。感謝感謝です。

 

アーケードのない自然な商店街通りなので、泣き所は  《 天候 》   なんです。何ヶ月も準備してきて、当日雨が降った日には全てがオジャンですから・・・・・。最初から降っていればあきらめもつきますが、途中から降りだすのが最悪ですね。

今年のぎふの夏は、梅雨明けも遅く、7月はとうとう雨ばっかしでした。8月も快晴が少なく、やきもきしていました。ですがなんとなんと四代目の日ごろの行いがよいのか、仕事そっちのけで商店街のために一人で開催までこぎつけた努力を見られて神様が二日間とも快晴にしてくれたんだと思います。ありがとうございます!!!

 人人人、人が多数美殿町に来てくれました。目の前の大通りである「神田町通り」、さらには全国的に知名度のある「柳ヶ瀬」は、対照的にまったく人が歩いていません。でも美殿町にはあふれんばかりの人で混雑しています。なんだか奇妙な光景です。

 

岐阜の伝統文化である「鵜飼」の実演も開催しました。

 鵜飼実演に人だかり

さてさて安田屋家具店の出店ブースでは・・・・、夏祭り、それもどちらかというと夜がメインの夜祭のため、どんなに激安価格の家具を展示しても誰も見向きもしませんでした。

ところがところが、見てる人は見てるんですネェー、激安価格の値段を。四代目としてはお店の宣伝を兼ねての出店なので、儲けは度外視の激安価格で値札をつけたんですね。ちゃんとその価格を見て、商品を見て、確かに  安い  と知ってる人が祭り後半に戻ってこられお買い求めいただきました。

全品どれも1品限りの家具からインテリア小物まで展示商品全て完売!!ありがとうございます。

「ぎふ楽市楽座」店にも全商品アップしていますので、商品入れ替え作業をしないといけません。

疲れた身体にムチ打って、もうひとふんばりがんばりますか!!! 

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旦那六人衆 漫遊記 最終回

6月 27, 2009 · Posted in 四代目のつぶやき · Comment 

「ラグーナ蒲郡」を出発し、蒲郡駅に到着した旦那衆は、
早速JRの運賃を確認。すると蒲郡駅~豊川稲荷駅まで、なんと480円。

話し合った500円以内だったので、JRを利用して豊川稲荷に向かう旦那衆でありました。
蒲郡駅を出発して約20分、「豊川稲荷」駅に到着。
参道を歩いて、豊川稲荷山門に向かったのであります。

四代目は生まれて初めて訪れた「豊川稲荷」でした。

狛犬ならぬ、おキツネ様がお出迎え。

 りりしいお姿です。

 とっても広い境内です。

今日は閑散としていますが、お正月三が日はこの広い境内が人・人・人で埋まります。

 本殿です。

豐川稲荷は正式名を「豐川閣妙嚴寺」と称し、山号を圓福山とする曹洞宗の寺院です。
神社ではなく、お寺だったんです。

一般的に「稲荷」と呼ばれる場合は「狐を祀った神社」を想像するのですが、
豊川稲荷でお祀りしてあるは、鎮守 (とよかわだきにしんてん)様です。
(とよかわだきにしんてん)様が稲穂を荷い、白い狐に跨っておられることからいつしか
「豐川稲荷」が通称として広まり、現在に至っているそうです。
途中でこのことを知った四代目は、知るまで神社式の参拝をしていました。

(とよかわだきにしんてん)様、申し訳ありませんでした。

 おおきなちょうちんがお出迎え

本殿での参拝を終え、さらに「奥の院」「進むのでありました。
いつのまにかバラバラに行動していた旦那衆でありました。
四代目は、漬物屋と履物屋の旦那と共に行動しておりました。

 神聖な境内を奥へと進むのであります。

 諸願成就の願いをこめた千本幟

幟(のぼり)を奉納するのは千日の功徳行願に当たると昔から言い伝えられているからだそです。
大リーガーの「イチロウ」の幟もあるそうですが、見つけられませんでした。
遠くは沖縄地名の幟がありました。

この先は「霊狐塚」、狐たちの秘密基地があり、言葉では言い表せない静寂と神聖な
雰囲気に、写真を撮るのをためらってしまいました。なんだか撮ってはいけないような
雰囲気が漂っていました。なので他の方の「霊狐塚」の写真をご覧ください。

境内をぐるっと一周して、そろそろ昼食時間になってきたので、参道に戻りました。

 ここが参道の入り口

左が「元祖いなほ稲荷寿し」でマスコミに結構取り上げられている「門前そば 山英」、
家族の晩飯用にと二つ購入。(漬物屋の旦那も二つ購入)

左側の店が、豊川稲荷といえば「宝珠まんじゅう」。
「ほーじゅまんじゅぅー」のCM音楽がなぜだか耳にこびりついている四代目。

今回欠席した歯科医師・陶器・漆器・花店・和菓子屋の旦那五人のお土産として
「宝珠まんじゅう」を購入。

どっさりとお土産を購入し、重い荷物を抱えながら、昼食場所に向かったのであります。

途中の商店街は「なつかし青春商店街のコンセプトで、看板を統一。
 全店の看板が統一されてます
さらに美殿町と同じレトロがコンセプトなのでしょう、古いホウロウ看板を
店舗の壁に取り付けています。

    

  商店街で一番大きいタイプ

途中こんな店頭展示もありました。80年代のお面。
あなたはいくつキャラクター名がわかりますか?

  アラレちゃんだぁー。

商店街を抜けると今回の珍道中、最後の食事場所、目指すは
豊川名物「うなぎ」の京楽軒のうな丼。

席に着くなりまずは「きも焼き」に「うなぎの骨唐揚」に熱燗・ビールを注文。
つまみが来る前に、先ほど土産で買った「ヤマサのちくわ」を食しつつ一杯ぐいっと!!
いやぁー、五臓六腑にしみわたりますネェーー!!

まちにまった「うな丼 松」の登場。ここのうなぎは、まさに絶品!

 肝吸いも付いてます。
表面がカリッと香ばしく、甘すぎないタレの味も絶品。

全員きれいに完食。

おなかも満腹となり、一路岐阜を目指して「豊川稲荷」駅から名鉄電車に
乗り込んだ旦那衆でありました。皆、お疲れ気味で、岐阜に到着するまでの約1時間30分、
ぐっすりと眠っておられました。

朝からたっぷりと食し、昼食は絶品うなぎ丼、おなか満腹で、今日の晩御飯は
なしでいけそうです。

四代目は、岐阜に到着次第、欠席者の旦那衆にお土産の「宝珠饅頭」をお届けし、
さらに岐阜聖徳学園大学の河野先生とゼミ生たちとの「ぎふ楽市楽座」に関する
打ち合わせが待っておりました。今日もまた忙しい一日です。

8回にわたってお送りいたしました「旦那六人衆 漫遊記」いかがだったでしょう。

こんな楽しい旦那衆が、美殿町の各老舗専門店で、皆様のご来街をお待ちしております。
各店の旦那衆に「漫遊記見たよ」といっていただくと、もれなく素敵な粗品がきっと
もらえると思います(お約束はできませんが・・・・)ので、ぜひ一声おかけください

これにて「旦那六人衆 漫遊記」の一巻のおしまい、おしまい。   【 完 】 

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