2016年 平成28年2月20日の美殿町商店街の旦那衆が毎月1回集まる講「美友会」は500回記念ということもあり、いつもの「松富士」ではなく、「割烹きし野」での開催となりました。

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「割烹きし野」は、安田屋家具店の近くの小さいお店から始まり、今では料亭だったところに移転し、さらに拡張もされています。四代目が前回「割烹きし野」を訪れたのは、十数年前に美殿町商店街振興組合の鈴木英夫理事長が理事会場所として開催した時以来です。

通された部屋は初めて入る部屋で、掘りごたつ形式で、座椅子に脇息も用意されていて、「The 料亭」という高級感あふれる雰囲気でした。

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三々五々、美殿町の旦那衆が集まってきました。左奥から「彩菓もり」「永田歯科」「三共薬局」「ミユキデザイン」「薄皮たい焼きの福丸」「安田屋家具店」。右耳が完全に失聴している四代目の席は、左耳で会場全体の声が聞こえる場所となる席に向かって右端と決まっています。

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右奥から「ふとんのすずきや」「おきなや総本舗」「中嶋祥雲堂」「花倶楽部オザキ」「小川屋本舗」「小林漆陶」

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2月 21, 2016 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

今日、20日は毎月1回美殿町の旦那衆が集まる「美友会(びゆうかい)」という講の日です。

若い世代の人は「講(こう)」は知らないでしょうね。
以前にもお伝えしたので繰り返しになりますが、「講(こう)」とは昔は今のように簡単にお金を借りることができなかった時代なので、商店主が毎月1度一定額のお金を出し合い、商売上どうしても必要な時には、利息の額で競合う競りを行なってそのお金を借り合うという相互扶助から行なわれたものです。頼母子講(たのもしこう)と呼ばれる会です。

現在では事業資金を借りる手段が豊富にあるため、「講(こう)」で資金調達はしなくなり、形骸化しています。でもちゃんと飲食代とは別に毎回「講金」を集めている仕組みは残っています。

美殿町ではこの「講(美友会)」を毎月20日に行っています。飲食代金5千円、講金1万円を集め、集まった「講金」は、毎回くじに当たった2名が順繰りに半額ずつ持ち帰る形態としていて、もっぱら商店主同士の懇親を深める目的で開催しています。

現時点の参加者は30代~70代までの12名です。
女性も1人います。12名なので講金は毎回12万円ずつ集まりますので、その半額6万円をくじに当たった参加者がもらえるわけです。6ヶ月で全員に6万円ずつ配分される仕組みです。

まっ、利息の無い積立金みたいなものですね。

そして今日2016年平成28年2月20日は、な、な、なんと500回目の開催日となりました。それを記念していつもとは違う料亭で開催しまたし。美殿町の各イベントに積極的に参加していただいている「割烹 きし野」です。普段は高額なのでなかなか行きにくいお店です。

がっ、「美友会」500回記念として特別にお願いしました。
毎月1回の開催で500回ということは500ヶ月、41年と8ヶ月めということです。ということは「美友会」設立時は、1974年昭和49年5月、四代目15歳の中学生の時ということです。

1974年といえば、巨人軍「長嶋茂雄」引退、北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進、セブン-イレブン第1号店を出店、ベルばらブームがあり、殿さまキングスやフィンガー5の歌が流行り、ブルース・リーの燃えよドラゴン、菅原文太の仁義なき戦いの映画を見終わった後、みんな強くなったような気がして粋がって歩いた時代です。歴史を感じます。

当時の美殿町の若手商店主の中心であった「おふとんのお店すずきや」の鈴木英夫さんが30歳代の現役バリバリの時代に、四代目の祖父である甚助世代が最初に作った「講」青陽会があったのですが、その息子世代の「講」を作りたいと考えて設立したようです。その後、鈴木英夫さんの息子世代の「講」美翔会(びしょうかい)を四代目が設立しました。

青陽会は参加メンバーの死去、高齢化により廃止、美翔会は「講」に対する意識の低下により自然消滅。美友会だけが残ったのです。

そして500回目を迎えたのでした。 今日はお祝いでほろ酔い加減の四代目です。

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2月 20, 2016 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

 四代目はビール一筋なので瓶ビールを数本注文したところで、メインの飛騨牛「最とび」が運ばれてきました。まずは「極上和牛タン」です。

 一人3枚づつでした。
 塩コショウがついているので、何もつけずに味わいました。極上~~!!!、満足ぅ~!!!

 焼き野菜も運ばれました。
 四代目のテーブルでは「極上和牛タン」奉行は「小林漆陶」の旦那、焼き野菜奉行は「おきなや総本舗」の旦那が担当していただきました。感謝。

 「極上和牛タン」を食べ終えた頃、メインメニュー「飛騨牛 最とび ロースとヒレ」が運ばれてきました。ロース・ヒレとも一人5切れづつです。ちゃんと人数分にカットされていました。

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8月 29, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

 安田屋家具店が立地する美殿町では、商店主が月に一度集まる「講(こう)」というものがあります。昔は今のように簡単にお金を借りることができなかった時代なので、商店主が毎月1度一定額のお金を出し合い、商売上どうしても必要な時には、利息の額で競合う競りを行なってそのお金を借り合うという相互扶助から行なわれたものです。頼母子講(たのもしこう)と呼ばれる会ですね。
今はこのようにしてお金を借り合う必要性はなくなりましたが、メンバーが毎月金を出し合い、積み立てられた金で宴会や旅行を催す場合もあれば、くじに当たった者(くじと言いながら実際は順番であることが多い)が金額を総取りする形態として残っています。美殿町で行なわれる講も本来の目的よりも、商店主同士の懇親を深める目的で開催しています。

 講の名前は「美友会(びゆうかい)」といい、毎月20日夜7時から開催しています。今月で444回目の開催となりましたので37年間続いています。四代目も今から24年前に入会させられました。27歳の時に回りは40代以上の旦那ばかりだったので緊張しましたが、持ち前の性格もあってかその内にタメ口になりました。全員年上ばかりだったので、商売のことや街づくりの話題が面白かったですね。今でもこの年齢差は縮まりませんので一緒なんですけどね。

 現在参加している旦那衆は「ふとんのお店 すずきや」、茶道具の「中嶋祥雲堂」、和菓子の「おきなや総本舗」「甘泉堂総本店」、花屋の「花倶楽部オザキ」、漬物店の「美殿屋漬物店」、履物の「小川屋本舗」、歯科医院の「永田歯科」、漆器・陶器の「小林漆陶」、そして安田屋家具店の10店舗11名です。

 いつのころか毎年6月は「慰安旅行」となっていて、当初の頃は各地の活性化している商店街の視察を兼ねていました。そのうち温泉地に行クコとが多くなっていきました。熱海の大観荘、下呂の湯の島館、西浦温泉、篠島などなど。最近はこの6月の「慰安旅行」への参加者が少なくなったこともあり、昨年から美殿町周辺の「気になった店」とか「行ってみたいけど高そうで個人ではちょっと行かない」そんなお店に行くこととしました。特に「肉」に限定することとなりました。昨年は、歩いて3分ほどの「松屋」、歩いて1分の「まつ井」の飛騨牛のステーキを堪能しました。

 今年は、毎年6月を担当する四代目が、前々から気になっていたけど高そうなので入ったことの無い「飛騨牛一頭家 馬喰一代(ばくろいちだい) 神田町店」に決定しました。24年前に岐阜青年会議所(岐阜JC)に一緒に入会したFさんが経営しているお店で、最近は花の都東京は銀座にも出店しているお店です。24年前は「チャコールFUKAO」という店名で、1度宴会をしたことがありますので、それ以来、なんと24年ぶりとなりました。Fさん四代目のこと覚えているかなぁー???

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8月 27, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

高級ステーキ店「松屋」からの実況です。
鉄板にのせられた牛脂は、これでもかというほど大量のにんにくが投入され一緒に炒められます。炒められた牛脂とにんにくは各旦那衆の皿に盛られました。いやぁーー、とっても美味でした。

そしていよいよ待ちに待った「飛騨牛」が各旦那衆の皿に盛られました。
まずは「ロース」からです。
次に「ヒレ」が盛られました。
最後に「サーロイン」が盛られました。

飛騨牛の各部位の食感・味の違いを存分に堪能した旦那11人衆。
それぞれ満面の笑顔です。

左から「永田歯科」院長、「中嶋祥雲堂」店主、「おきなや総本舗」店主、「おふとんのお店すずきや」副店主、「小川屋本舗」店主の面々です。。隣の席は・・・・、

左から「甘泉堂」工場長、「おふとんのお店すずきや」店主、「花倶楽部オザキ」店主、「美殿屋漬物店」店主の面々です。全員ホッとしている時に、鉄板では意外な品物がのせられました。えっーーーー!!!

それはなんと【 アイスクリーム 】です。えっ、アイスクリームを炒めるって????
溶けちゃうじゃん????
そんな旦那衆の疑問を意に介せず、シェフはささっとアイスクリームを炒め???? (温め????)、フルーツが盛られたデザート皿にこの温められた???? アイスクリームをのせたのであります。いやぁーこれもまた美味でした。アイスクリームを温めた効果は良くわかりませんでしたが、カッチカッチに凍っているよりも食べやすかったのではないでしょうか。最後のコーヒーを飲みながら、旦那衆全員余韻にひたっておりました。四代目もこれで岐阜市内の三大高級店「花ざくろ」「松屋」「潜龍」を全て制覇したことになりますかね。でも三大高級店以外にまだまだ知らない、行ったことのない名店もあるんでしょうね。

今回の費用は、おふとんのお店すずきやの鈴木店主の知り合いということもあり普段はもっと高いのではないかと思いますが、お値打ちにしていただき一人1万円コースにしていただきました。飲み代を入れて合計一人1万4千円でお釣りが少し出ました。ありがたや、ありがたや。年に一度の「美友会」豪遊。
次回は来年6月の予定です。
それまで1年間がんばりましょう。

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7月 6, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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