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20年前のマルニ食堂椅子

約20年ほど前にご婚礼道具の一つとしてご購入された食堂椅子の張替相談がありました。結婚した時の想い出の食堂椅子でもあり、粗大ゴミとして捨てたくないので張り替えて欲しいとのご依頼でした。

早速見に行くと、椅子の背面裏側に「maruni」のロゴマークがありました。広島に工場があるマルニ木工の商品です。

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座面は本革仕上げなのですが、20年ほどのご使用に本革表面がひび割れてしまい、大きく本革が破れてしまっています。

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中身のウレタンクッション材も表に出てしまい欠損している箇所もあります。張替時に中身ウレタンクッション材は新しいものと取り替える必要があります。

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本革での張替えはかなり高価になるので、合成皮革(ビニールレザー)をお勧めしました。ご主人がネイビーブルー色がお好みのようでした。数ある色の中からご主人好みの色をお選びいただき、椅子5脚をお預かりしました。と、同時にご訪問前に修理期間中の貸し出し用椅子を持参していた四代目でした。お客様の快適なご生活のためにぬかりはありません。

さて安田屋家具店に戻った後、安田屋家具店ライブラリーに行き1993年の「マルニ」総合カタログを探しに行きましたカタログにちゃんと掲載されていました。

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「No.2136 コリン」という商品名です。1993年当時の価格で税別25,000円の食堂椅子です。

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木部を見てみると、接合各所の木が縮んでしまい、ぐらつきが生じています。特に背もたれ部分の横木の長さが縮んでしまい、再接着しようにも長さが足りないのでできません。横木を取り替えればよいのですが、一度木部フレームをばらさないとならないので大げさな補修作業となり、費用も掛かってしまいます。

簡単な方法としては、穂もたれの木に穴を開けてビスで横木を固定し、その後穴をふさぐという方法です。その際には木部の塗り直し修理も行います。木部の修理価格は税込1脚9,500円です。

座面の張替は、中身ウレタンクッション材も取替え、合成皮革(ビニールレザー) 2,000円/mの生地を使用して、1脚税込8,000円です。

今回は職人に張替作業の段取りを事前にお願いしていたので、修理期間はお預かり後約4日前後の予定です。

張替が完了しましたら 新品同様にリフレッシュした状態をご紹介します。

8月 18, 2014 · Posted in 椅子張替え  
    

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