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クローゼット丁番ネジ位置

折れ扉式のクローゼットの扉に使用されている丁番金具ですが、30年以上前の一番古い第一世代の金具~現在生産されている一つ前の第五世代の金具の取付ネジ位置は、代替する最新金具と異なっています。

第一世代

第二世代

第三世代

第四世代

第五世代

第一世代~第五世代までの金具取付ネジ位置は、扉にあいている穴の内側でした。

機能性、耐久性を向上させた最新の後継金具の取付ネジ位置は、扉にあいている穴の外側となります。写真の赤丸位置です。

この穴の外側部分には必ず扉内部に芯材が入っている箇所なので、取付ネジは確実に効きますのでご安心ください。穴の外側に取付ネジ位置が変更になったのは、金具の耐久性を高めるために、扉の穴にはめ入れる金具円形部分の外側にツバを設け、その部分に取付ネジ位置を変更させたからです。

変更になった取付ネジ位置の印をつける型紙が欲しいとのご相談を多々受けますので、併せてご案内いたします。

I様からのご相談
第一世代の旧型の蝶番が破損したので、最新の後継丁番に交換するつもりですが、ネジ穴を旧型の外側に開ける際、歪んでしまってドアの開閉がスムーズにいかなくなるかと不安です。ネジ位置の指定など型紙のようなものがあれば、同封願いたいのですが、よろしくお願いします。

安田屋家具店からの返信
お送りした金具のネジ穴位置用の型紙はありませんのでご了承ください。

2枚の扉にあいているそれぞれの穴に金具裏面の円形部分をはめ入れてください。すると金具は円形の穴にはまり込んだ後、動かなくなりますので、取付ネジ位置は自動的に確定します。

ネジ止めが心配な場合は、穴に金具をはめ込んだ状態で、マジックペンを使ってネジ穴に印を付けた後、キリで下穴をあけてください。下穴をあけた後にねじ込むと真直ぐに入っていきます。

また扉に3個の金具が取付いていると思いますので、一番上と一番下の一の金具を破損していない古い金具があればその金具を取付けて扉がクローゼットに取り付いた状態にします。

その後、真ん中に新しい金具を取付けます。その後、一番下、一番上の順で新しい金具に取替えれば簡単に取り換え作業ができます。扉に金具をはめ入れる穴のサイズは新旧の金具で同じなので、取替作業は難しくはありません。

取替修理をされたI様からご返信
本日、商品到着後、早速、蝶番を交換しました。ご指示どおりで簡単に取り付けられました。以前のものより、格段に堅牢そうで一安心です。ありがとうございました。

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2月 7, 2020 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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