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ベルサイユ椅子張替完了

先日お預かりした「マルニ」製の【 ベルサイユ 】シリーズ ダイニングチェアーの張替が終了しました。細かいチェック柄の布地をお選びいただきましたので、以前とはガラッと雰囲気が変わって、少々カジュアルな雰囲気をかもし出しています。


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ずいぶんと雰囲気が変わったでしょう。
今回使用した布地は、布地表面ははっ水加工を施し、裏面には水は通さず、空気と湿気だけを通す防水フィルムをラミネートしたものを使用しました。汚れにくく、水洗いができる優れものです。

使用した布地は、5,000円/mを使用しました。中身ウレタンクッション材を補充し、座面内部のS字型バネを補強して、布地を張替えました。全て含んだ張替修理費用は、アームチェアー・アームレスチェアーともに1脚 税込 24,800円でした。

ベルサイユチェアーの張替をお考えであれば一度安田屋家具店にご相談ください。新品の座り心地にリフレッシュし、新しいご家族の想い出と歴史を刻み込む家具となっていきます。親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていくことを安田屋家具店スタッフは願っています。岐阜市近郊であれば引取・お届け費用は無料でおこなっています。どの地域までが無料なのかはメール又はお電話にてお問い合わせください。

生産工場である広島の「マルニ」では、現在もこの【 ベルサイユ 】ダイニングチェアーは生産しています。したがって「マルニ」に張替修理をしたほうが修理費用は安いのではないかと考え、見積を依頼しました。すると驚くべき事実が・・・・。

「マルニ」から届いた張替修理費用は、な、な、なんと新品の定価よりも高いのです。

現在も生産している商品ということは、型紙もあるわけだし、メーカーのプライドもあるわけだし、張替修理費用は現在の販売価格よりは低いと思っていました。生産中止商品であれば価格が高くなることは理解できます。また本来であれば、1脚新しく作ったほうが費用は安いこともわかります。張替は、現在の布地をはがし、中身を補充するという、新品を作るよりも手間が倍かかり、厳密に計算すれば新品を作るよりも費用が高くなることも十分理解できます。でも、でも、今も生産している商品ですよ。メーカーとしてのプライドもありますよね。それが定価よりも高い修理費用なんてことが・・・・・????

同じ商品が張替修理費用よりも新品の定価が安かったら、誰も張替修理なんてしませんよね。新品に買い換えますよね。これだけは理解できません。昔、リビングソファー工場の「フクラ」製のソファー張替もそうだった。張替修理費用よりも新品の定価の方が安かったことがありました。「フクラ」に続き、「マルニ」もかって感じです。でもちょっと前まではこんな修理価格が出てくることは「マルニ」には無かったように思います。何かが少し変わったような感じがします。

しかし「マルニ」だけではありませんが、時代が変わったと言うのに、いまだに【大量生産】⇒【大量消費】⇒【大量廃棄】⇒【大量生産】という考えでいる工場が多くがあるようです。修理をする、修理をして再利用すると言う考えがありません。取り組みもありません。どちらかというと修理することは手間と費用がかかり、邪魔くさいものだと思っているのではないでしょうか。どんなに良い商品を作ったとしても、修理・補修ができる体制を持っていなければ、ただの使い捨ての家具と同じです。ということは、ニトリの価格帯の商品も、「マルニ」「フクラ」などの高額商品も同じ使い捨て家具だということです。それならばまだニトリのほうが正直だと思います。

これからの家具選びは、この家具は修理可能なのか、使い捨てなのか。修理できる家具屋さんなのか、売りっぱなしの家具屋さんなのか。修理費用は高いのか、安いのか。メンテナンスは簡単にできるのか、その都度費用がかかってしまうのか。お客様だけでなく、我々も家具を仕入れる時にこれらのことを考えてから家具を仕入れ、お客様にご提案・販売していこうと固く誓った日でした。

それにしても「マルニ」、がんばってくれぇーーー。良い商品を作っているのだから。
ベルサイユ地中海などのデザインは、やはり「マルニ」しかできないんですから。
自信を持ってください、マルニさん。応援しています。

8月 29, 2010 · Posted in 家具リフォーム・修理, 椅子張替え  
    

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