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48年前の婚礼家具修理

昨日ご紹介した昭和37年に安田屋家具店にて購入頂いた婚礼家具の修理状況です。扉のチーク材突板合板がめくれています。サイド接着剤を入れて再接着です。

まずは蝶番を外します。

当時のネジは「マイナス」ネジです。
頭をつぶさないように慎重に取り外します。
取り付け時には「プラス」ネジに取替えます。

蝶番を取外した後、古い接着剤の残りかすを取り除くためにやすりを使用して削ります。

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木部と合板材の接着なので、家具用の木工ボンドを使用します。
めくれている部分に木工ボンドをたらします。

使い古しの歯ブラシを使用して、木工ボンドを接着面全面に塗り広げます。

合板がめくれた端の箇所のわずかな隙間には、へらを使用して木工ボンドを塗り広げます。ボンドを接着面全面に塗り広げたら、いよいよ再接着作業です。ただ単に押し付ければいいというものではありません。固定治具金具を使用して、接着面を圧着します。

この状態のまま1日おきます。

一般のご家庭でこの固定治具金具を持っている家はあまりないです。
そのため一般の方が再接着をする時、固定治具金具で圧着しないので、中途半端な接着となってしまいます。そのため接着が不十分で口が開いた部分もでてしまい、全体が凸凹状態になっていることが多いです。ただその場合、くっついているところは強力に接着しているので再度めくることが出来ません。そのためやり直しが出来なくなってしまいます。よくこの状態で安田屋家具店に修理のご依頼があるのですが、修理不可能の場合が多いです。

接着作業は簡単なことですが、ちゃんとした道具がなくて修理を行なうと取り返しのつかないことになります。素人が行なうよりも「もちは餅屋に」と言うように家具の修理は家具屋にお任せください。

12月 9, 2010 · Posted in その他の家具修理  
    

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