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食堂椅子バラバラ事件

ガタガタに緩んだ食堂椅子のご修理持込があった。
「Oliver」製の食堂椅子です。

木部の接合箇所のほぼ全てが外れかかっていました。さらに椅子本体を補強する隅木部材も外れてしまっていました。一度椅子本体をバラバラに分解して、再度組み立て直す必要があります。

まず椅子を分解します。


外れてしまった「隅木」部材を取り付けるために、接合箇所をサンドペーパーで削ります。「隅木」を取り付ける椅子本体木部側も同様にサンドペーパーで削ります。これは接着力を高めるために行います。

同様にホゾ組となっている接合部を全てサンドペーパーで削ります。

下準備が終わったらいよいよ組み立て直し作業です。接合箇所に接着剤をたっぷりと塗ります。

接着剤を塗り終えたら、急いで接合箇所を取り付けます。この時はみ出た接着剤は丁寧にふき取ります。

しっかりと接合するようにゴム槌で打ち込みます。

椅子本体の接合が終わったら、固定治具を使用して締め付けます。

 組み立て直しにはこの固定治具が必ず必要です。これを使用しないと強力に接着することができません。接合箇所が根元までしっかりと入り込んでいない中途な位置で接着剤が固まってしまいますので注意が必要です。逆に固定治具が無い場合は、接着作業を行わないほうが賢明です。時々、お客様ご自身で修理されて取り返しのつかない事態になったものをよく見ていますので、くれぐれもご注意ください。中途半端に接着したものは簡単に取り外すことができなくなってしまうばかりか、取り外しできなくなる場合が多いからです。

固定治具は、何本も接合箇所の多くに使用します。椅子本体が傷つかないようベニヤなどを挟んで行ってください。椅子本体に傷がついたらもとも子もりませんのでご注意ください。

椅子本体を固定している間に、「隅木」部材を四隅に取り付けます。接着した後、ビスを使用して取り付けます。

接着後1日間固定しておきます。

翌日、座面を取り付けて完成です。

今回の修理費用は、税込5,000です。(送料は別途)

5月 17, 2011 · Posted in その他の家具修理  
    

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