「ブックマン」とは、静岡に工場があった「丸伸」、または「マルシン」と表示される工場が生産していたスライド書棚のことである。

発売当時は画期的な家具で、爆発的なヒット商品でした。安田屋家具店も岐阜県内唯一の代理店としてスライド書棚「ブックマン」の販売に寄与したのでした。

しかし会長さんのワンマン経営な部分もあり、また生活スタイルの激変もあり、かなり以前に廃業してしまいました。そしてスライド書棚もその存在が消えつつ運命にあります。そんなスライド書棚「ブックマン」の扉丁番金具に関して、昨年末からどういうわけかお問い合せ、ご修理のご相談が増えています。金具が破損する年数なのでしょうか。

そして今回、久しぶりに安田屋家具店実店舗の出張修理として、岐阜市内のお客様宅に金具取替修理にお伺いする四代目でした。

お客様宅には、横幅120㎝タイプのスライド書棚「ブックマン」がありました。懐かしいーーー!!

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扉に取付いている金具を確認すると、金属疲労によりポキッと折れていました。金具を取外してサイズを確認すると「20-20」が刻印されていました。持参した金具を用意します。

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1月 21, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

川崎市のS様より
先日お送りいただいたアングル丁番金具20−20GB色ですが、前回修理の際につけたRABBITの同じ金具ですが、金具色違いだということがわかりました。(マルシンのブックマンというスライド書棚のガラス扉の金具です。15年程前の品です。何の前触れもなく、数年前片側が壊れ、先日また突然もう片側の扉が壊れて外れました。)

GBではなく、金色に近いのでAB色だと思います。確か交換のご相談ができるとネットに書いてあったように思うのですが、現品をお送りすれば、AB色に交換していただけますか。その場合、送料、代金等どのようにすればよろしいでしょうか。 よろしくお願いいたします。

安田屋家具店からの返信
お送りいたしました金具色ですが、以前は今回お送りしたGB色(こげ茶色)と金色に近い「仙徳色」の2種類ありました。その後、金色に近い「仙徳色」は生産中止となり現存していません。現在RABBIT製の金具は「こげ茶色(GB)」のみとなります。

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マルシン製ブックマンに使用されていた金具はRABBIT製のマルシンオリジナル金具を使用していました。色は金色に近い「仙徳色」でした。また家具本体側の取付けネジ位置が、棚タボ用の穴を使用するオリジナル金具でした。この金具はすでに現存していません。

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1月 13, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

 アングル丁番金具についてのお問合せがありました。

 「本箱の蝶番が折れてしまいました。 「マルシン20-A20」と刻印されています。 これに見合う蝶番がありますか?」という内容でした。

 「マルシン」、ひょっとしてかつて家具業界で一時代を築いた「スライド書棚」メーカーの「丸伸 (マルシン)」のことではないかと直感しました。本箱と書かれているので、多分間違いないと思います。

スライド書棚

 かつてスライド書棚を製作していた「マルシン」では、書棚の扉に使用していたアングル丁番金具に自社名「マルシン」を刻印させた金色のオリジナル金具を使用していたことがありましたのでそう思いました。「20-A20」のAは、恐らく金具工場の何かの識別の刻印だと思いますので、あまり重要な意味は持っていません。アングル丁番金具を取り替える場合に重要なのは、金具のサイズです。今回の場合は「20-20」がとても重要です。「アングル丁番金具20-20」を入手すれば、簡単に取り替えることができます。

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11月 25, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき