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マルニ製食堂テーブル

先日お伝えした広島に工場がある「マルニ」製作のダイニングテーブル「スタンダードシリーズ 1749-02」が、長手方向にグラグラと横揺れしてしまう状況の補修方法をについて、マルニから返事が届いた。さすが家具業界の中の一流企業です。対応が早い。

マルニテーブル

該当商品はタイマルニで生産した商品で、 天板と脚組の固定ボールトはM6のジョイントボールトを使用しています。 古い金具資材では長さが40・50mmを各4本使用するようになっています。 但しワッシャーとバネ座金を取付けない仕様です。

商品の揺れの状態を確認する方法は、天板を押して下記項目で状況が見られるか。
1)天板と脚組の接合部にスキマがあるか。(メネジの緩みを確認する)
2)脚組と脚ツナギ接合部にスキマがあるか。

天板も脚組もパラウッド材ですので、長年経過するとムク材は形而変化して、 平面にも曲がりが発生しますので、ボールトを締めても接合面が平でないと緩みやすいようです。 何度も締めても緩むようであればワッシャーとバネ座金を取付けた方が緩み難いです。材料の反りが有る場合には金具だけの緩み解消は難しいので、 ビスで接合部を完全に固定するしか方法がありません。

お客様宅のテーブルを再確認しに行くと、天板と脚の接合4箇所のうち、1箇所のみ 天板に埋め込まれているメスネジがバカになってカラ回りしている ようなので、これが原因な野かもしれませんねぇ。 メスネジを取付けなおしてから天板と脚の4箇所を確実に接合すれば ゆれは止まるのかなぁ。これはやってみるしか答えが出そうに無いですね。その旨、お客様にご報告です。

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12月 13, 2013 · Posted in テーブル修理  
    

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