広く一般的に知られている「サケ弁当」
コンビにでも、お弁当屋さんでも、大手スーパーでも売ってますよね。お弁当の中では一番安価な「さけ弁当」。昨年からレスランで発覚した食材の虚偽表示問題で、消費者庁が作成中の適正表示のガイドラインについて、森雅子消費者担当相はサーモントラウト(ニジマス)を使った弁当を「サケ弁当」と表示しても景品表示法違反には当たらないとする見解を示したそうですね。
これってどうなの??
業界団体から「既に広く一般に浸透している」と反発していたのを受けて、「既に一般的な料理の名称として確立しており、消費者が誤認しないと考えられるので問題はない」と説明しているそうです。
ふぅ~~ん!!
四代目はこのことを知るまでは「サケ弁当」の焼き魚は「鮭」だとずっと信じていた。「サケ弁当」の焼き魚がニジマスだったなんてことは知らなかった。広く一般に浸透しているって言っているけど、皆さん知ってましたぁ~???、知らない人のほうが多いんじゃないのかなぁ。
ニジマスがサケねぇ~~???
って、やっぱニジマスはニジマスであって、サケじゃないじゃん。
マスにはちゃんと「鱒寿司」というおいしいお寿司があって、広く一般に知られていますよね。なぜこれをサケ寿司と言わないのでしょうか。言うわけはないよな。イメージ的なもんなんでしょうね、きっと。

しかしニジマスを「サケ弁当」と呼んでも問題ないとしたことは、あれほど騒がれた食品偽装もなんだか今後あらゆるものがなし崩し的になっていくような気がしてならない。もっとも「サケ弁当」に限らずすでに四代目も知らないところで、「えっ」と思ってしまうようなものを知らずに食べていることがおきているのも事実ですけどね。
ニジマス弁当となぜ言わないのでしょう。
イメージ的にニジマスでは売れないからでしょう。
「ニジマス弁当」で売る自信がないのでしょう。
しかし売る自信がないものをイメージ的に良く思える「サケ弁当」として売る。これってな~~んか、だまされているような気がしてならない。まっ、四代目がお弁当を買うことはほとんどないのでどうってことはないのですが、お弁当を買う機会があったら勇気を出して「にじます弁当ください」って注文してみようかな。今と同じ安価で本物のサケを使用している「サケ弁当」って存在するのかってことも疑問になっちゃいます。
安田屋家具店の家具は偽装のない本物の家具だけをまじめにご提案し続けていくことを誓った四代目でした。