昨日お伝えした安田屋家具店にて現在好評開催中の「伝統・匠の芸術逸品展」~ペルシャ・トルコ 美術絨毯特別展~会場の様子をお伝えいたします。昨日は1階会場でしたので、今日は2階会場をご案内いたします。

 1階奥のエレベーターで2階会場へ進みますと、まず入口でご覧いただくのが、幻の絨毯「ガズニラグ」です。

 日本ではほとんど目にすることのない、見られないアフガニスタン民族絨毯です。ギャベに似ていますが、ペルシャ絨毯と並ぶ歴史を持ち、紡績から織、仕上げに至るすべての工程に機械を一切使わず仕上げられたアフガニスタンの手織り絨毯です。厳しいアフガニスタンの自然に磨かれた良質な羊毛で明快かつモダンなデザインを織り描いている逸品です。

 ガズニラグの横には、今回の新商品、はじめてお披露目する絨毯「ODEGARD(オデガード)」。ネパールの手織絨毯を世界に広めた第一人者といわれているアメリカ人のステファニー・オデガード コレクションの逸品です。ネパールの手織絨毯の伝統と、現代的な感覚が見事に融合した絨毯です。

 会場中央には、絨毯を広げてご覧いただくスペースも設けてあります。

 2階会場左壁面には、絨毯の至宝、ペルシャ絨毯各産地ごとに区分して展示してあります。

 各産地では、デザイン、色使い、素材、織り方等、それぞれ違った特徴のある絨毯が作られており、絨毯の名前は産地の地名で呼ばれます。(遊牧民の絨毯やキリムは部族名で呼ばれます)

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12月 11, 2011 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

美殿町商店街の中央に位置する創業120年の家具専門店の安田屋家具店では夏に向けて、5月18日金曜日から24日木曜日まで、日本で代々受け継がれてきた暑い夏を涼しく過ごすための日本の伝統手工芸を知ってもらうために、手織綿糸絨毯「鍋島緞通」と伝統工芸士 職人 高江雅人氏の「竹細工工芸」の展示会を『 日本の織と編 』と題して安田屋家具店 北館1階にて昨日から開催しています。

昨年お客様から猛暑を涼しく過ごすための商品が欲しいと言う声をたくさん頂きました。そこでこのたび当社としては、日本のジメジメ・ムシムシする不快な夏を涼しく過ごすための商品として日本人が、長い年月かけて作り上げ、代々受け継いできた手織綿糸絨毯と竹バックを中心とする竹細工工芸の展示会を開催することになりました。

今回の展示会開催は、高江氏が製作した竹ハンドバックの修理をお客様が、安田屋家具店に持ち込まれたのがきっかけで、インターネットで愛知県出身の高江氏とやり取りする中で、意気投合し、職人 高江雅人氏の竹細工作品を中心とした日本伝統工芸の紹介を岐阜で行うことになりました。

17日、高江雅人氏の数百点におよぶ作品とともに高江雅人氏ご本人も岐阜に来岐されました。安田屋家具店 北館に到着するやいなや、高江雅人氏自ら作品の陳列作業に加わっていただきました。竹細工の小物をどのように並べたら効果的に演出できるか、安田屋家具店スタッフが戸惑っているのを見られて、各地で展示会を開催している高江雅人氏の陳列ノウハウをご教授いただいてしまいました。

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5月 19, 2012 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

18日から安田屋家具店 北館1階にて開催しています「日本の織と編」展の会場内をご紹介いたします。

まずは安田屋家具店 北館の入口左右には、赤い毛氈の上に職人 高江雅人氏の竹バックを展示しています。美殿町を道行く人も、特にご婦人方が竹バックを興味深くご覧になられ、ご来場いただいています。

入口左側はシックな色合いの竹バック。

入口右側は、真っ赤に染色された竹バックがご婦人方の視線を集めます。

会場内に入ると、中央部分は職人 高江雅人氏の竹細工工芸を一同に展示しています。各地のデパート等の職人展で展示をされている高江雅人氏曰く「これだけ広い展示スペースに作品を並べられる所はあまりありませんね。数多くの竹バックが展示できるのでこの機会に実物をぜひご覧いただきたいですね」

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5月 20, 2012 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

只今、安田屋家具店にて開催しています「日本の編と織」展示会も、いよいよ明日が最終日となりました。

開催初日から、晴天続きの天気にも恵まれ、また金冠日食もありと良き展示会日和となりました。昨日の中日新聞に安田屋家具店の「日本の編と織」開催中の記事が掲載されたこともあり、新聞をご覧になられて来場される新規のお客様も多々ありました。中日新聞岐阜支局は、安田屋家具店が立地する美殿町のすぐ前にあるという立地条件、また四代目が中心となって様々な話題づくりのイベントを美殿町で開催していることもあり、展示会開催の取材をしていただけました。M記者さん、ありがとうございます。

展示会場で大好評であった職人 高江雅人氏の竹バック作品も、一日一日お買い求め頂けたこともあり、展示商品数も心なしか少なくなったような気がします。でもご安心下さい。まだまだ十分に良い竹バックを展示しております。例えば・・・・、

これは一番細かい竹網仕上げの「波網代」。表面は漆塗り仕上げです。

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5月 23, 2012 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

5月18日から安田屋家具店にて開催いたしました「日本の編と織」展も、とうとう本日が最終日となりました。

本来であれば今日の24日 木曜日は安田屋家具店の定休日なのですが、今回は展示会最終日として休まず営業いたしております。とは言うものの、美殿町通りの他店舗の多くは定休日の木曜日なので、閉まっているお店も多々有り、いささか寂しいかな。でもご来場いただくお客様のためにガンバリマス!!

今回は、日本古来の手織絨毯「鍋島緞通」をご紹介します。
織元のご協力により、9枚の「鍋島緞通」を展示しています。

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5月 24, 2012 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

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