桐無垢材で作られた茶棚の扉が外れてしまったと安田屋家具店実店舗に持込まれました。

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お客様を担当したスタッフは、扉の取り付けは恐らく倹飩式(ケンドン式)となっていると考えた。けんどん式(倹飩式)とは、家具の戸の取り付け方法のひとつで、家具本体の上下に溝をつけ、戸や蓋を上げ落としに建て込む方式。慳貪とも書きます。

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しかし家具を観察した四代目は直感的に「けんどん式(倹飩式)ではない」と考えた。なぜなら扉の上下に余裕がなく、扉を持ち上げて溝や穴に入れ込むなんてことはできないと見極めたからです。

まずは扉の取り付け方法を確認します。
扉の下にある引き出しを抜き、上下の棚板を確認します。
するとやはりありました。

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8月 22, 2014 · Posted in 古い民芸家具リフォーム  
    

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