先日ご紹介した東京に本社があった家具工場「コスガ」製の代表的な椅子ともいえるカントリーデザインのリビングダイニングチェアー(通称LDチェア)の修理が完了しましたのでご報告します。

今回の修理内容は、椅子の各接合部の緩み、外れを再接着すること。

s-IMG_0784

後脚1脚の木部が割れているので再接合すること。前後脚を補強している貫棒が1本欠損しているので新規に制作して取り付けること。以上の3点でした。

s-IMG_0785

まず椅子木部の各接合部はダボを使用して接合してあります。経年劣化でダボの太さが縮んだり、接着剤が効かなくなったことが原因で接合箇所が緩んできます。しかし強力に接合している箇所もありますので、カナヅチで接合部を叩いて緩んでいるか確認します。

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
6月 27, 2016 · Posted in その他の家具修理  
    

Verified by MonsterInsights