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イサムノグチコーヒーテーブル

お客様からデザイナー家具のご修理のご質問がありましたのでご紹介します。

「Vitra社製の「ノグチコーヒーテーブル(ウォールナット色)」を愛用しているのですが、購入から6~7年経って色褪せてしまいました。特に直射日光の当たっていた部分が白っぽくなりました。先日、着色ニスを使って自力で再塗装してみたのですが、ムラができてあまり美しくない状態です(やすりもかけずにそのまま複数回重ね塗りしました)。色目もイメージしていたものと違います。

その状態から貴社にて再塗装していただくことは可能でしょうか。また、費用はおおよそおいくらぐらいになりそうでしょうか。」

お問合せのノグチコーヒーテーブル(ウォールナット色)の塗替えですが、再塗装、塗り直し修理は可能です。現状がどのようになっているかで若干修理費用が変わりますが、税込16,000円~22,000円内で塗替え修理ができるかと思います。ただし、お客様宅から当店、当店からお客様宅までの往復の送料は別途必要です。脚は板状になるので送料はそれほどかからないと思います。

着色ニスを塗られてしまいましたか。
簡単に考えてしまうようで、よく皆さん行なわれます。
でもこれがまた厄介なんですね。
その後にプロに塗り直し修理を依頼すると、塗られたニスを落とすという一手間加わってしまうことになります。なのでできれば何もしない状態でプロに修理を依頼されたほうが良いことが多いんです。

再塗装のコツを職人に聞いたところ、着色ニス等をを塗られる前に、目の細かいサンドペーパーで現在の塗装全面に表面をほんの少し削るというか細かい傷を付ける必要があります。サンドペーパーで古い塗膜に傷をつけると、その上に塗った塗装が細かい凹み傷部分に入り込み塗装が密着しやすいんだそうです。何もしないと新しい塗装の密着度が弱く、すぐに塗膜がめくれたりするそうです。でもこのサンドペーパーでの塗装全面のペーパー掛け、結構大変なんです。四代目も実際にやったことがありますが、サンドペーパーはすぐに目詰まりしてしまうので、こまめに取替えないといけないし、手作業で行なうと均一な力での作業ができないので、表面が凸凹になったり、電動サンダーで行なうと削りすぎたり・・・・、お金払ってでも職人にやってもらいたいと心底思いましたからね。

一般の方はこの手間と根気のいる作業を行わずに、塗装の上に塗装を行なうので、ムラになったり、短期間で塗膜がひび割れたりめくれたりしてしまいます。塗る前の一手間が必要なんです。

6月 4, 2012 · Posted in その他の家具修理  
    

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