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またまた家具店が閉店です。

安田屋家具店が立地する岐阜市、さらには東海地区の中心「名古屋」は、かつてブライダル家具需要が盛んでした。テレビでも「名古屋嫁入り物語」なんてドラマが放映されたこともあり、それはそれはド派手なことが大好きな地区でした。どんなに派手だったかは、いつか四代目の経験をお話したいと思います。

そんなブライダル需要であった婚礼家具も、ウォーキングクローゼットと称する、いわば押入れに洋服吊りのパイプを取り付けて、塩ビシート張りの扉を付けただけなのに何十、百何十万円と高値で作りつけられた住宅備品に取って代わられてしまい、すっかり需要がなくなってしまいました。そして婚礼家具の需要減少とともに、街の家具店も、家具問屋さんも、次々と閉店、廃業しています。

ここ最近はすっかり淘汰されてしまい、家具店の閉店は収まったかに見えましたが、久しぶりに「完全閉店」のチラシが新聞折込に入っていました。名古屋に本拠があるHTセンターさんの出店から15年目にしての閉店です。

HTセンターさんの出店は15年前に、鳴り物入りで岐阜市に出店しました。当時はまだ婚礼家具が全盛の頃で、大型家具店の出店に危機感を持ちました。開店後しばらくして一般客として見に行ったのですが、広い店内にはカリモク、マルニをはじめとする家具をはじめ、広島・府中の婚礼家具がズラズラッと展示されていました。展示数量は圧倒的に多く、四代目も危機感を感じていました。さらに安田屋家具店も仕入れたり、展示会で訪問したりする名だたる工場の岐阜地区担当営業マンが、全員集合していました。さすが大型家具店の力だなぁーと感心したものです。広い店内のアチコチで知り合いの各工場の営業マンと出くわし、お互い苦笑いをしていました。

開店後しばらくして、出店場所での客層が狙いと違ったのか、しだいにアウトレット家具店に変化していきました。時代の流れなんでしょうね。その後、岐阜市内でもアチコチにアウトレット家具店が出現し、この大型家具店もしだいに魅力がなくなったのでしょうか。とうとう15年目にしての完全閉店です。9月10日までの完全閉店セールなので、すでに終わってしまった報告ですみません。撤退後の店舗がどうなっているのか、一度見に行ってみようと思います。

しかし時流の流れに乗っているアウトレット家具店も閉店するとは、岐阜市内の家具業界はいったいどうなってしまうのでしょうか。一般の家具販売も芳しくない、アウトレット家具も芳しくない、となったらいったい家具店はどうすればよいのか、ここが思案のしどころです。

ピンチはチャンス!!
そう心に言い聞かせるしかない四代目でした。

9月 18, 2012 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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