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応接セット張替完了

先日、お寺様の応接セットの張替のご相談があったことをご紹介しましたが、その続報です。10色程の布地見本をお客様にお届けして、実際の場所で張替える布地を決めていただきました。お寺に来られる皆様がご利用になられる応接椅子なので、派手にならず、おとなしい小紋柄をお選びいただきました。

座面も座るとお尻がはまり込んでしまうくらいへたっていましたので、中身ウレタン材を新しい材料に取替えました。お預かりして約2週間で張替完了です。張替以前の雰囲気は、

そして張替えると、イメージががらっと変わりましたよ。

奥のガラス窓から見える庭の植物ともマッチしています。以前よりも華やかで明るくなったものの、おとなしい応接セットになりました。

座面内部のウレタン材も取替えましたので、座り心地も新品時に戻りました。少し硬めの座り心地にご満足いただけました。

今回の張替でリフレッシュした応接セットは、1220年以上続くお寺様の応接間で来客者を温かく迎えることでしょう。歴史あるお寺様のお役に立つことができたなら光栄です。

今回の張替修理費用は、1人掛け椅子が1脚税込66,000円×2脚、3人掛けソファーが税込み164,000円です。

3脚合計で税込み296,000円でした。

この時代のコンパクトなサイズのリビングチェアーは現在ではほぼ生産されていないか、安価で粗悪な商品が多いので、張替えられることをお勧めします。

ちなみに今回張り替えたリビングチェアーのサイズは、3人掛けの長さ160㎝、奥行80㎝。1人掛けの長さは70㎝です。

張り替えれば新品になりますし、少なくとも使用されてきた年数と同じ年数は使えます。張替をお考えの方は一度安田屋家具店にお問い合わせください。当時のつくりや材質は、今のかぐよりも格段にいい仕事をしていますからね。捨てるなんてモッタイナイ。

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3月 13, 2020 · Posted in 椅子張替え  
    

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