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ヤマハ家具の扉丁番

S様から、古いヤマハ家具の扉に使用されている丁番金具についてお問い合わせがありました。

S様からのお問合せ
ヤマハ製のスライド蝶番を交換したいのですが、市販されているのでしょうか? 35ミリ、全かぶせ、キャッチ無しまでは判明していますが、家具に合う部品がなかなか見つかりません。 よろしくお願いいたします。

安田屋家具店からの返信
破損した金具は、かなり古いタイプの金具のためまったく同じ金具、特に扉側に取り付ける円形部分が樹脂製の金具は、すでに生産終了で、現存しない金具です。

そのため破損していないスライド丁番本体と合致する受座金具のみも現存していません。受座金具のみ似たような形状の金具で取り換えた場合、本来接合するスライド丁番本体との種類が変わりますので、接合ができない状態となります。そのため取替えるには、スライド丁番本体と受座金具のセットの代替金具が必要となります。

円形部分が樹脂製のスライド丁番本体は、1971年に日本国内で初めて生産されたスライド丁番タイプと同じです。

まったく同じ金具は現存しませんが、カップ径35mm、全カブセ、キャッチ付きの丁番であれば、市販されている普通のスライド丁番で代替えができます。ホームセンターでも販売されているカップ径35mm、全カブセ、キャッチ付きの丁番で取替できます。扉にあいている穴にはめ入れる金具円形部分の直径、または扉にあいている穴の直径が35mmであれば、市販の金具で取替ができます。

尚、受座金具の取付ネジ穴数は、現在と同じ2個タイプ、4個タイプとあります。

ただ破損金具との違いは、扉に取付ける側の取付ネジ位置となります。現在のスライド丁番の場合、円形部分の外側にツバ部分があり、その部分が取付ネジ位置となります。

ホームセンターにない場合は、当店に破損した金具をお送りいただければ、ホームセンター仕様品よりも素材の優れた耐久性のある代替金具をご提案させていただきます。S様のお役に立つ情報であれば幸いです。

ちなみに四代目が38年前に家具屋修行として横浜伊勢崎町に立地していた「双葉家具」修行中に、ヤマハ、SONY、ビクターの音響機器メーカーがなぜだか家具業界に進出した時代でした。ヤマハやビクター製の婚礼家具や鏡台もありましたからね。なぜ突然家具業界に進出したのでしょうね。商品の一部に木工がかかわっていたのでという理由なんでしょうか。

その後相次いで家具業界から徹底し、ヤマハ製、ビクター製、SONY製の家具は消滅しました。ただお買上されたお客様はその後も使用し続けているわけで、消耗品の丁番金具交換などのアフターケアーをしっかりやって欲しいと思いますね。

やりっぱなしはいけません。
なんてったって、家具は「耐久消費財」なのですから。

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12月 26, 2020 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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