「せせらぎ街道」を通って飛騨高山市内に入る入口に工場が立地している「カシワ木工」製の木製デスクチェアーに使用されている双輪キャスターのエラストマー部材が経年劣化でボロボロになり外れてしまったために、キャスター交換修理の依頼がありました。

発売から30年が経過した今でも生産・販売されているカントリーデザインの「WILDERNESS(ウィルダネス)」シリーズの一品です。昔の飛騨高山家具の定番「カントリー家具」の一つです。飛騨産業が「PROVINCIAL(プロビインシャル)」シリーズを製作したので、それに対抗して作られたと記憶しています。

キャスターに取付けてある「エラストマー」部材は、ゴムのような弾性を持っており、床面への走行痕が付きにくい素材です。走行音、床面への損傷、汚れが気になる環境での使用に適しています。しかし10年~15年程度でボロボロになってしまいます。

「Cassina (カッシーナ)」社製の「Alias」ローリングフレーム メッシュ チェアーのキャスター部品でも同じ現象が起きています。

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