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ダイニングチェアー修理

20年ほど前にご購入いただいた飛騨・高山に工場がある「日進木工(nissin)」で製作されたダイニングチェアーのご修理依頼がありました。背もたれ木部の接合部分が外れてしまったようです。商品は「REGARONE(レガローネ)」シリーズのRGC-006というダイニングチェアーです。張り地は本革を使用しています。

「REGARONE(レガローネ)」シリーズは、ダイニングテーブル・椅子・食器棚・リビングソファー・サイドボードなど、リビング・ダイニング家具をトータルに展開していました。

椅子の後部にはロゴが貼ってありました。

どこが破損したかというと、背もたれ木部の中央部分にある接合箇所です。フィンガージョイント工法で接合してあるのですが、この部分が外れてしまっていました。

表面側

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裏面側

フィンガージョイントでの接合は強度があり耐久性もよいのですが・・・・。
木部の痩せによることが第一の原因ですが、背もたれで一番荷重がかかる部分での接合にも構造的な問題があったのではないかと思います。座って背もたれに背中をつけたときにてこの原理で荷重がかかりやすい箇所だったのではないかと思います。破損箇所を拡大してみると・・・・、

使用している張り地は本革が使用されてあり、クッションのへたれもありませんので、木部の修理のみを行ないたいと考えています。張替時に木部の修理を行なうことは簡単なんですが、張り地をそのままでの木部修理は非常に難しいのです。今回の場合は、背もたれの張り地を木部修理箇所まで一度取外し、木部修理が終わってから再度張り直す作業となります。張り地を取り外す時に、破かないように取り外さなければならず熟練した技術が必要となります。今回の椅子の場合は特に、取り外す時に木部を傷つける可能性が高い張り方がしてありますのでさらにさらに注意が必要となります。

安田屋家具店の職人では少々難しいことと、構造的な欠陥ではないかとも思いますので、製作した「日進木工」さんで修理を行なおうと考えています。現在修理費用を算出していただいています。修理完了後にはまたご報告いたします。

    

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