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続 折戸直付け丁番取付間違

クローゼット折戸の扉表面の加工によって、使用する丁番種類を間違えたのか、知っていたのかはわかりませんが、本来の「直付タイプ」を使用すべきところを、扉表面に溝を彫り底に金具をはめ入れる方法の「堀込タイプ」を使用していた大阪府のH様に、代替金具のご提案をいたしました。

H様へ
破損したクローゼット折戸用丁番の現在の金具取付方をお聞きすると、間違った金具を取付けているようです。

破損金具の本来の取り付け方は、下記の図のように、扉裏側に金具の厚み(5mm)分を埋め込むための円形溝が彫ってある必要があります。その溝に金具をはめ入れて取付けるのが本来の取り付け方です。

お話をお聞きすると、現状は扉に円形溝が無く、扉表面に金具が取付いているとのことなので、破損金具の本来の取り付け方ではありません。金具の洗濯が間違っているので、施工不良ともいえる状況です。

H様宅の扉に本来使用するのは「直付タイプ」の金具です。

金具の厚みは2mmなので、扉表面に金具を押し当ててネジ止めする取付方法です。

そのため取付位置はどの位置にでも取付けられます。

修理方法としては、現在の金具の種類が間違っているので、扉1枚に取付いている3個の金具を全て「直付タイプ」金具に取替えることをお勧めします。

他の扉も同じ破損金具が使用されているのであれば、それも全て「直付タイプ」金具に取替えられることをお勧めします。

取替作業ですが、クローゼット内部で金具の取外し・取付作業ができる空間があれば、扉がクローゼット本体に取付いた状態で作業すると簡単です。

まず現在の古い金具で扉同士が取付いた状態のまま、中央、最下部、最上部の順番に新しい金具に取替えれば簡単にできます。

その際、扉と扉の州浜の中央に金具の中心を必ず合わせて、金具の水平・垂直を保ちつつネジ止めをすれば、金具の取り付け位置を割り出す専門的な知識が無くても、どなたでも簡単に取替え作業ができます。

クローゼット内部で作業できる空間が無い場合、扉を取外しての作業となります。扉の取外し、取付が難しそうな時は、無理をせずに建具店、工務店などの専門家に依頼される方が良いでしょう。

金具は1個税込み600円です。取付ネジが8本付属します。送料が別途必要です。送料は全国一律370円のレターパックライトを使用するので、送料を気にすることなく安心です。

H様のクローゼットはミサワホームが施行されたとのことなので、使用されていた金具が本来の取り付け方ではないので、施工不良ではないかと施行会社にお伝えすることも必要だと思います。

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3月 6, 2022 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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