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新品になった桐たんす

 先日ご紹介した「最悪な桐たんす洗濯仕上げ」をされてしまい、ひどい状態で あった桐たんすが、安田屋家具店の職人暦50年の熟練の桐たんす職人の技によって新品に甦りました。

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                Before                                                        After

  左が以前行われた最悪な桐たんす洗濯、右側が今回新品に仕上がった桐たんす

 ふすま戸は新しく作り直し、桐板戸にしました。

 金具は全て新しい金具に取り替えました。

さらに今回の洗濯修理は、通常の洗濯工程だけでなく、前面部分に新しい桐板を貼りました。引き出し前板だけでなく、木口部分も新しい桐板を貼りました。当然木目は柾目です。

 

 古い部分の桐板の厚みが薄く、洗濯して表面を削るとさらに厚みが薄くなってしまうことと、凹み傷などの傷みが大きいための処置として、古い桐板表面に新しい桐板を貼ったのです。これにより、前面部分は新品の桐たんすに生まれ変わりました。

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 側面の割れ部分に紙テープを貼って補修してあった以前の最悪な桐たんす洗濯部分は、桐材で埋め木をして補修しました。側面の傷みはそれほどひどくなかったので、新しい桐板を貼らずに、以前の桐材を洗濯してから表面を削り仕上げました。

 今回の洗濯費用は、税込で140,000円+金具代29,000円で、       合計169,000円でした。

 先々代の時代から安田屋家具店専属の桐たんす職人「柴山五郎」氏が今回の洗濯を行いました。前面に桐板を貼り、ふすまは新しく作り直し、金具も新しく交換してこの価格は、桐たんす洗濯としてかなり安価だと思います。

 安価といえ「安かろう悪かろう」ではなく仕上りには絶対の自信を持っています。

 柴山五郎氏いわく「これでこの桐たんすは、この先50年は使い続けられます。桐たんす洗濯というのは洗濯後、少なくとも使用された期間と同じ期間使い続けられるだけの仕上りでないと意味が無い」

 桐たんすを作り続けて50年、仕上りに絶対の自信を持っています。ぜひご興味のある方は安田屋家具店にご相談ください。無料で御見積いたします。

 

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12月 13, 2009 · Posted in 家具リフォーム・修理  
    

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