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新年明けましておめでとうございます

1月1日元旦から6日まで長い休業中、たっぷりと充電期間をいただきました。
そして本日1月7日より、安田屋家具店実店舗での通常営業をスタートさせていただきました。今日は2015年 平成27年の仕事始めです。

四代目は元旦から6日までの間、ネッショップ「ぎふ楽市楽座」にご注文をいただき直ぐに発送できる商品は休業中でも発送作業を行っておりました。また年末年始にかけて数多くのお問い合わせメールが届いておりましたので、本日7日に全てのお問い合わせへのご返信が四代目の仕事初めてなりました。

安田屋家具店ホームページも6日まで新情報の発信がありませんでしたので、お正月中に届いておりましたお問い合わせについてご紹介します。まずは・・・・、

M様よりお問い合わせ
子供に大事なチェストをかじられてしまいました…。無垢材のチェストで、高さ85センチ、幅100センチ、奥行き45センチのチェストです。削られているので元通りは難しいと思います。ただ今のままだとあまりにも悲しいので、なんとか少しでも傷を目立たなくできないかと思いメールさせていただきました。

その部分のみ少しサウンドペーパーをかけて、ウレタン塗装をする程度で十分です。お見積もり次第でお願いしたいと思っています。安価に傷を目立たなくする方法があれば、ご提案いただければ助かります。

チェストのその他の部分には、汚れや傷はほとんどありません。お願いする場合、チェストを安田屋家具店に持っていく予定です。よろしくお願いします。

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1月 7, 2015 · Posted in その他の家具修理  
    

以前ご紹介した、蒔絵入りの本漆塗り座卓の天板塗り直し修理が完了しましたのでご紹介します。

今回のご修理は、天板の一箇所にヘコミ傷ができてしまったので、そのヘコミをなくし、さらに天板全面を本漆で塗り直す作業です。ただし天板の両サイドには朱色の漆絵が描かれているので、その漆絵を消さないようにしなくてはなりません。

詳しくは「座卓のへこみ傷」をご覧ください。

座卓製作の本場、「独楽塗り」「象谷塗り」「後藤塗り」などの漆工芸の本場である四国は高松の職人工房に座卓を送ってから3週間、やっと修理が完了して届きました。厳重な段ポールで梱包してあります。

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ドキドキしながら荷物を解くと・・・・、
新品同様になった座卓の天板が見えます。

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ちなみに修理前はこんな状況でした。

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1月 11, 2015 · Posted in その他の家具修理  
    

飛騨・高山にある「飛騨産業」のロングセラー商品であり、代表的なカントリーデザインの椅子であるウィンザーチェアーDK286の修理が持込まれた。

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この椅子の修理で最も多い板座の割れ、さらに肘棒1本が裂けてしまっていました。

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裂けてしまった棒は、1本の木をロクロで引いて作ったものなので、寒暖の差や湿度の影響により、割れてしまったものと思われます。さてさてどうするか・・・・。

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2月 6, 2015 · Posted in その他の家具修理  
    

お客様より切実なお問い合わせがあった。
安田屋家具店で購入された家具ではなく、他店で購入された家具であっても家具屋四代目としてお答えしないわけにはいきません。

香川県の浜田家具で購入し、本日配達してもらった3Pソファー及びオットマンですが、商品の臭いがかなり強いんです。臭いに敏感な妻も、悩んでいます。(私も気になる臭い)なめし剤なのか、革自体の臭いなのか判りませんが、家に搬入した瞬間に臭いが広がりました。乾いたタオルで乾拭きしてみましたが、変わりません!!

10年前にも、ほぼ同じ形状のkarimokuソファーを購入したのですが、その時は、全然臭いはありませんでした!

今回、香川県に移住して浜田家具とkarimoku(カリモク)共同開発の商品として、chitano(チターノ)のロゴが付いた商品を浜田家具で購入しました。karimokuと同じだと信頼して、購入したのですが、ややがっかりしております。

この臭いを早く消したいのですが、何か良い方法がありませんか?

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3月 24, 2015 · Posted in その他の家具修理  
    

昨年お預かりした飛騨・高山に工場がある飛騨産業のロングセラー商品であり、代表的なカントリーデザインのウィンザーチェアーの修理が完了しました。

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今回のご修理内容は、ウィンザーチェアー修理で一番多い座板割れと、背板を支える背棒の割れでした。

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安価な方法での修理を希望されたので、安田屋家具店専属職人による背棒の圧着接着修理となりました。圧着接着なので、全ての棒をいったん取外しての組直し作業が必要ないので修理費用が安価になるんです。

ただし新しい棒と取替えた修理と比較すると若干耐久性が劣るかもしれません。とはいうもののすぐにまた割れてしまうなんてことにはなりませんのでご安心下さい。

割れた部分の筋は見えるものの、強力に接合してあります。確認のために四代目が肘部分を揺らすもののびくともしません。職人曰く「完全に接着してあるので、まず取れることは無いから安心せぃ」とのことです。割れた部分もわからなくなっています。

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次に修理で一番多い座板割れですが、こちらも切断面をきれいにして強力な接着剤を使用して圧着接着を行います。さらに補強板を座面裏に取り付けます。割れた板またぐように補強板を取り付けるので耐久性がアップします。補強板は座面の裏側なので目立ちません。取り付けてあることは見えません。

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4月 11, 2015 · Posted in その他の家具修理  
    

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