1年に1回のみ開催する安田屋家具店の特別展「伝統・匠の芸術逸品展」もとうとう本日が最終日となりました。そして閉会時間まで残すところあと数時間です。今日も月曜日というのに午前中から多数のお客様にご来場賜りました。これも日頃から長年にわたり安田屋家具店をご愛顧いただいておりますお客様のおかげです。厚く御礼申し上げます。

 さて午前中に引き続き2階会場をご覧いただきましょう。
 2階会場は「空飛ぶ絨毯」と言われている「ペルシャ絨毯」を中心に展示しています。さらに入り口には数年前から人気がある民族絨毯「ギャベ」、そして3年前に初めて展示させていただき大好評を得たアフガニスタン絨毯「ガズニラグ」を展示しています。

ご存知の方も多い人気の「ギャベ」絨毯

写真の左側がとっても珍しいアフガニスタン絨毯「ガズニラグ」です。

 2階会場にはペルシャ絨毯の王様「ヘレケ絨毯」をはじめ、ザンジャン、カシャーン、イスファハン、アフシャー、ナイン、タブリーズ、アルダカン、カシュガイ、びじゃー、バルウチ、コムなどの新作、名作、アンティークを展示しています。これらは総称して「ペルシャ絨毯」と呼ばれていますが、本来はそれぞれの製作している地域名で呼びます。ザンジャン、カシャーン、イスファハン、アフシャー、ナイン・・・・・、は絨毯を製作している地名です。そしてそれぞれの地域ごとに違った絨毯を製作しています。毎年絨毯を見ていると、柄や素材、色使いなどで大体の製作地域、つまりペルシャ絨毯の名前がわかるようになってしまいました。職業柄でしょうね。

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 さて、写真の絨毯をご覧になられて、どの地域の絨毯かわかりますかぁーー。あっ、あれはナインだ。これはザンジャンだ。そしてそっちのはタブリーズだ。なんてね。

 さあ展示会閉幕まであと数時間。
 今年の展示会の結果が気になるところですが、あと少したがを締め直してがんばります。

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12月 13, 2010 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

[warning] 11月4日に掲載しました「美殿町 DE ハロウィン事情」投稿記事に関しまして、文章内容の一部に不適切な文章がありましたことを深くお詫び申し上げます。楽しい子供達のハロウィンイベントを台無しにしてしまう印象を与えてしまいましたことを深く反省します。せっかくお手伝いいただきました皆様に不快な思いをさせてしまいましたことを重ねてお詫び申し上げます。 思いつきで始めたイベントでしたが、イベント規模が大きくなっていくと同時に、今までとは違ったご協力者が増えていくことに対処できずにいました。今後は、スケジュールなどを綿密に打合せ、ご協力いただく方々には「美殿町ハロウィン」会議にご出席いただいた上で、綿密に当日スケジュールなどをお伝えをし、意思疎通を図るように改善したいと考えています。 掲載内容に関しましてご指摘、ご意見を賜りました全ての皆様に厚く御礼申し上げます。  安田屋家具店 四代目
[/warning]

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12月 14, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

 安田屋家具店にて1年に1回開催します特別展「伝統・匠の芸術逸品展」が、12月10日~13日までの四日間開催していました。そして昨日、大勢のお客様にご来場頂き、普段なかなかご覧頂くことのできない唐木家具、ペルシャ絨毯、民族絨毯の逸品の数々をご覧頂きまして成功裏の内に閉幕することができました。

 期間中、お忙しい中わざわざご来店賜りました皆様にスタッフ一同、
  厚く御礼申し上げます

 閉幕後、スタッフ一同で反省会を行ないました。
 安田屋家具店スタッフ、洛凰美術唐木工房の長澤専二氏、絨毯の太田さん、伊藤さんの総勢8名で、今回の反省、次回開催に向けての意見交換会を活発に行ないました。四日間の疲れをねぎらい、言いにくいカラクチな意見もお互い言いやすいように、ほんの少々アルコールの力を借りて行ないました。

左から伊藤さん、長澤さん、安田屋家具店の清水。

 今回の開催に向けて1年間、なにかとご協力を頂いた感謝感謝の太田さん(写真右)。安田屋家具店にとって無くてはならない担当者さんです。ここ数年間の安田屋家具店の「伝統・匠の芸術逸品展」の開催は、太田さん無くしてままならないといっても過言ではないと思います。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 そして翌日は早速搬出作業です。

商品の撤去がほぼ終わった1階風景です。
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 自らの作品である唐木家具を慎重に、丁寧に、そして長澤さん自らがトラックの荷台に乗り込んでの積み込み作業です。御年63歳。まだまだ現役で、元気な匠です。

 平成9年、長澤さん50歳の時に製作した小机と記念撮影。
 この小机はご修理のためにたまたまお預かりした商品です。
 天板裏面に製作者名として「長澤専二」の名前書きがあったのです。
 13年ぶりに作品との対面に感無量でした。

 朝9時から搬出作業を始めて、午後4時に終了。
 みなさん、お疲れ様でした。

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12月 14, 2010 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

 昨日ご紹介した竹ハンドバックを製作している伝統工芸士「高江 雅人」さんのご紹介です。名古屋のご出身で、岐阜市に立地する安田屋家具店と場所的に近いものを感じます。もっとも現在は大分県の工房におられますので、かなり遠距離ではありますが・・・。昨日の電話での高江さんの声は温厚そうな優しいお声でした。四代目は直にお目にかかったことはないのですが、ご本人もお優しい方なんでしょうね。でも仕事に関しては職人気質の厳しい一面もお持ちなんだと思います。

 高江 雅人さんは1955年生まれの現在55歳。
 21歳まで名古屋で育ち、学校を卒業後は外食産業のレストランチェーンに就職されました。そして仕事の中で農家の方たちと交流するうちに、高江さん自身も「もっと、土に近い生き方をしてみたい!」と思うようになったそうです。そして25歳の時、今、工房がある大分県の土地とめぐり合いました。

 29歳でレストランを退職た後、大分県で農業を始める時のアドバイスで「もし、何かあった時、最低限の現金収入なる副業があると良いと思うよ。」 この一言が、高江さんの人生を大きく変えることになったそうです。

 では副業を何にするのか?  木工なのか?陶芸なのか?

 そんな時にたまたま、大分県で唯一の伝統工芸である、竹工芸の職業訓練校の情報が目につき、別府市にある「竹の職業訓練校」に入校することになったそうです。竹を割る所から最後の工程まですべてを一人の職人の手で作られていく作業に魅せられてい き、卒業制作で作った作品が全国職業訓練展で労働大臣賞を受賞し、竹の世界に進むことになったそうです。

1993年、竹工房オンセを設立。
一から十まで自分の責任でする職人の世界に魅力を感じて竹工芸を始めてから二十余年。現在、独立を目指す若者たちが集まり、国産手作りにこだわった、意欲的な職人集団として注目を集めています。

そんな高江さんの竹バックのご紹介です。

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安田屋家具店では、実際の竹ハンドバックをご覧いただける催事を開催する予定でいます。常連のお客様には大変ご好評を得ています「高江 雅人」作 竹ハンドバック。

ぜひ来年開催します安田屋家具店の催事にてご覧ください。

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12月 15, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

もうすぐクリスマスですね。時が経つのはやいものです。

安田屋家具店の店内では12月初旬からクリスマス音楽がBGMとして流れています。このBGMは、少し前からはまっている「インターネットラジオ」を利用しています。ビング・クロスビーなどの懐かしいクリスマスソングばかり流し続けている番組、ジャズ演奏によるクリスマスソングばかりの番組、子供向けのクリスマスソングばかりの番組、などなど、1日中24時間聞くことができます。いやぁー、ネットラジオってすごいもんです。

四代目がたどり着き、安田屋家具店の店内にBGMとして流すようになった四代目のお気に入りのインターネットラジオ局は二つあります。

  1. Christmas internet radio from AccuRadio の Holidays Radio
  2. SKY.FM Radio の 「The Christmas Channel」

どちらの局もいいのですが、1(アキュレディオ)のChristmas internet radio from AccuRadio の Holidays Radio が四代目お勧めです。

AccuRadio(アキュレディオ)とは、ロックはもちろん、ミュージカルからアイドルポップまで、幅広いチャンネルを持つオンデマンドのインターネットラジオ局。全チャンネル無料で楽しめ、配信 曲のタイトルやアーティスト名表記、収録CD情報へのリンクもしっかり備えてます。聴きたくないアーティストを外せる機能も付いてて、簡単なカスタマイズ もできちゃうんです。もう最高!!!!!!!!

もう直ぐクリスマス。
インターネットラジオから流れるいろんなジャンルのクリスマスソングを聴いて一息つけましょう。

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12月 16, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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