「ブックマン」とは、静岡に工場があった「丸伸」、または「マルシン」と表示される工場が生産していたスライド書棚のことである。

発売当時は画期的な家具で、爆発的なヒット商品でした。安田屋家具店も岐阜県内唯一の代理店としてスライド書棚「ブックマン」の販売に寄与したのでした。

しかし会長さんのワンマン経営な部分もあり、また生活スタイルの激変もあり、かなり以前に廃業してしまいました。そしてスライド書棚もその存在が消えつつ運命にあります。そんなスライド書棚「ブックマン」の扉丁番金具に関して、昨年末からどういうわけかお問い合せ、ご修理のご相談が増えています。金具が破損する年数なのでしょうか。

そして今回、久しぶりに安田屋家具店実店舗の出張修理として、岐阜市内のお客様宅に金具取替修理にお伺いする四代目でした。

お客様宅には、横幅120㎝タイプのスライド書棚「ブックマン」がありました。懐かしいーーー!!

s-IMG_8033 s-IMG_8035

扉に取付いている金具を確認すると、金属疲労によりポキッと折れていました。金具を取外してサイズを確認すると「20-20」が刻印されていました。持参した金具を用意します。

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
1月 21, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

Verified by MonsterInsights