四国 高松に工場があった工芸家具工場「飛鳥民芸」の欅たんすに使用されている取手金具の破損状況を見て、毎回思うところがあります。四代目と同じように思ったお客様から問い合わせがあった。

お客様から問合せ
はじめまして。飛鳥民芸箪笥の鍵座付取手の取手部分の本体にひっかけている部分が折れてしまいました。こちらの箪笥を2棹持っていて、以前同じ事が起こり、修理に出したところ、そちらの説明にもあるように、鍵の色合いが変わってしまい、気になってしまいました。鍵座の本体は特に問題はないので、取手だけ、なんとか修理できる方法はないですか?

わかります、その考え。外れてしまった下がり引手部品を左右両側の突起部分に差し込むことができれば直るのに・・・・・。

折れた下がり引手部品があれば取替できるのではないか・・・・。四代目もそう考え、何とかならないかあれやこれやと考えましたが、結論として【無理】でした。

下がり引手部品の左右端をはめ入れている突起部分ですが、外れない構造になっています。

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