4月7日、8日の二日間、安田屋家具店が立地する美殿町通りにて「第16回美殿町春祭 ~キモノマーケットと懐かしい国産車の集い~」を開催しました。このイベント、企画、準備、設営、運営、記録、会計、諸手続きとほぼ全てのことを四代目一人で行なっています。1月からこの日まで、大忙しでした。ここ最近は「おふとんのお店 すずきや」の若旦那が手伝ってくれていますので大助かりですが、全てを任しきれるまでには至っていないので、もう少しガンバッテ欲しいと思っています。
普段の美殿町通りとはうって変わって、人、人、人で通りが端から端まで途切れることなく人でいっぱいです。毎日がこんな状態であったら・・・・・・、そうなるまでがんばるしかありません。
「美殿町春祭」の横断幕がかかっている反対側の岐阜市の中心地「柳ヶ瀬」からも続々と人が美殿町に流れ込んできます。
4月の第一週の土日は毎年、岐阜市の春祭りである「道三祭り 御輿パレード」が開催されていることもあって、岐阜市中心地はどこもイベント開催中です。そんな中でも、美殿町のイベントは確固たるテーマがあるので、他所との違いが際立っています。8年ほど前から始まったキモノマーケット、今では全国的に知れ渡ったイベントになっているそうです。
今回もかなり多くの着物姿での女性、男性の来場者がありました。この二日間、美殿町は着物満載な通りに大変身です。
安田屋家具店も店頭に現品処分の家具を出店しています。また期間限定の家具工房「ボーボワ」岐阜ショップが、安田屋家具店の1階にOPENしていますので、その告知看板を目立つように配置しました。その他にも安田屋家具店の前には多くの出店ブースが立ち並んでいます。
テレビ取材もありました。
7日、8日二日間とも晴天に恵まれ、尽力した四代目もその努力が報われたと感じホッとしています。美殿町通りには「懐かしい国産車の集い」として、1975年までに生産された国産自動車がズラズラッと並びました。どの車も現役車で、美殿町まで自走でやってきました。遠くははるばる京都から駆けつけてくれた自動車もあります。どんな自動車が来たか、当日撮影した写真をまとめて後日ご紹介します。
ただ反省点として、美殿町の多くの旦那衆が「我関せず」的になっていることが気がかりです。何もしなくてもこれだけの人が勝手にきてくれてるなんて思われていたら大間違いなんですよ。これだけの来場者を呼び込むための時間と労力を、四代目一人に負わせ続けていると、四代目に何かあったとき、このイベントは開催できなくなってしまいますよ。そうならないために「我関せず」ではなく、旦那衆一人ひとりが「自分がこのイベントをやる」という自覚を持たないとね。年齢は関係ありません。やる気と遊び心です。
二日間「我関せず」の旦那衆を垣間見てしまい、愚痴をいってしまいました。美殿町春祭が終わると8月開催の「美殿町ガス灯夏祭」の企画、準備、設営、運営、記録、会計、諸手続きに移行します。これもやはり四代目が一人で行なうことになるのでしょうか。すずきや、おきなや、小川屋本舗、小林漆陶の若旦那衆、貴方達が主力になってやらないといけないんだ象ぅーーー。