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シズオカKAGUメッセ2022

家具産地である静岡市の「シズオカ(KAGU)メッセ2022」が3年ぶりに開催されるとあって、日帰りで視察に行ってきました。62歳の四代目ですが、30代の頃と変わらず、朝8時30分のJR高速バスで静岡IC停留所へ向かいます。所要時間約3時間のバス旅です。コロナ禍の影響か、乗客は2人、ほぼ貸切状態です。

12時前に静岡IC停留所着。
ここから徒歩約10分の所に長年取引をしている家具工場「久和屋」があります。高速バスを使うのはこんな理由があるからです。

静岡IC停留所近くに静岡では有名なハンバーグの「さわやか」があります。噂を聞いて数年前にここで話題の「げんこつハンバーグ」を食べました。

この店舗、2年前に火事を起こしたそうで、建て直したのかとってもきれいになってました。12時前なのにほぼ満席の様子でした。四代目は今日のお昼ご飯はココと決めたお店があるので、先を急ぎます。

最初の新作家具視察場所「久和屋」のすぐそばに、街の洋食屋さん「えのき」があります。手作りハンバーグで有名です。

昨晩からランチは「えのき」の煮込みハンバーグと決めていたのです。店内に入るとランチメニューが目にとまりました。

「Aランチ/ガパオライス」
いやいや今日は煮込みハンバーグ、でもAランチが気になる。注文を聞かれ「Aランチ」と言葉が出てしまった。う~ん、煮込みハンバーグ・・・・。後悔している中、Aランチが運ばれた。

イメージしてたのとちょっと違った。煮込みハンバーグって言えばよかったぁ。次回は迷わず、絶対に煮込みハンバーグにしようと心に固く誓い、ガパオライスを食す。美味しかった。Aランチも悪くないね。

「えのき」を出て徒歩3分程度の所に「久和屋」工場がある。新作家具は少なかったが、安田屋家具店実店舗での展示用に数店の家具を注文。来客数は例年に比べて少なく感じた。これもコロナの影響だろうか。

40分ほどの滞在後、「シズオカ(KAGU)メッセ2022」会場であるツインメッセにタクシーで向かう。

3年ぶりの開催だが、例年に比べて来場者が少なく、会場入り口のサイン看板も無く、全体的に寂しい雰囲気だった。


2019年当時

会場内に入ると、前回時2019年に感じた雰囲気であった。会場内のかなりの空間が休憩スペースとしてガランと空いている。それもそのはず、今回の出店総数は38ブース。その中には健康器具や絨毯など新作家具とは関係のないブースもある。実質家具工場のブース数は11。少なく感じるのも当然です。


2019年当時

記憶をたどると、静岡家具組合創立35周年の1996年には、ツインメッセの2会場「北館」「南館」を全面使用して約130ブースが並んでいた。

さらに1987年は、過去最高180ブースが所狭しと展開されていたのです。

それから35年経過した今、純粋な家具工場を見ると当時の10分の1しか出展していない事態になってます。日本有数の家具産地「シズオカ」の多くの家具工場の縮小、廃業が進行してます。

かつて静岡は鏡台の一大産地。食器戸棚も数多く作られていました。しかし今回の出展では、鏡台はわずか1ブースのみ、食器戸棚の展示もわずかでした。こんな状況下でも独自に頑張ってる工場のみが厳選されて出店しているのでしょう。ガンバレ!!

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6月 13, 2022 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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