連日ご紹介しています「K」の刻印があるアングル丁番金具の24-20サイズのご紹介です。

K刻印通常

家具本体側に取り付ける長方形の真ん中に「K」と刻印されているのですぐにわかります。この金具はすでに生産中止した金具で、しばらく現存していませんでしたが、安田屋家具店の人脈を駆使して「K」刻印の金具の金型を持っている工場を突き止めたのでした。

そして「K刻印16-15」、「K刻印20-15」、「K刻印15-20」、「K刻印20-20」、「K刻印24-20」の5種類の金型がありました。さらに少量生産ではあるが、それらの金具を生産しているとのことでした。

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ただし以前の金具の色は「こげ茶色」と「ゴールド色」の2種類あったのだが、現在は「ゴールド色」1色のみを生産しているとのことです。 したがって「こげ茶色」は現存していませんのでご了承ください。

現存していない金具の金型が現存し、さらに生産している事実を知った四代目は、少し興奮気味に5種類の金具を直ぐに送ってもらうようお願いしたのでした。 そして今回は、完全復刻生産した「K刻印24-20」をご紹介します。

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6月 23, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

連日ご紹介しています「K」の刻印があるアングル丁番金具の20-15サイズのご紹介です。家具本体側に取り付ける長方形の真ん中に「K」と刻印されているのですぐにわかります。

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この金具はすでに生産中止した金具で、しばらく現存していませんで したが、安田屋家具店の人脈を駆使して「K」刻印の金具の金型を持っている工場を突き止めたのでした。

そして「K刻印16-15」、「K刻印20-15」、「K刻印15-20」、「K刻印20-20」、「K刻印24-20」の5種類の金型がありました。さ らに少量生産ではあるが、それらの金具を生産しているとのことでした。 ただし以前の金具の色は「こげ茶色」と「ゴールド色」の2種類あったのだが、現在は「ゴールド色」1色のみを生産しているとのことです。 したがって「こげ茶色」は現存していませんのでご了承ください。

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復刻したK刻印金具の中でもこの「20-15」サイズは、唯一古い金具の形状サイズである旧サイズで復刻させました。

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20年以上前のアングル丁番金具の中には、扉の穴にはめ込む部分が24mmと短くなっているものをよく見ます。特に「20-15」サイズの破損金具で多いようでした。 そこでお客様からの切実なご要望が多いと判断して、「20-15」サイズのみは、旧サイズの24mmで復刻させたのでした。

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6月 24, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

先日ご紹介した横長丁番のお客様から無事に取替修理が完了したとのご連絡がありました。

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I様より
本日、いただきました金具をまず一つだけ取り替えました。いただいた金具の方が、ほんのコンマ数ミリ大きいようですが、大きな問題もなく、苦労せずに取付けることができました。

休みの日にでも、残り22個も取り替えたいと思っています。扉がダメになってゆく数年来の懸念が解消されそうです。今回は本当にありがとうございました。

お役に立てて光栄です。
この横長丁番はすでに生産中止しています。そのため工場の在庫分のみが唯一現存しているようです。

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6月 25, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

先日ご紹介した東京に本社があった家具工場「コスガ」製の代表的な椅子ともいえるカントリーデザインのリビングダイニングチェアー(通称LDチェア)の修理が完了しましたのでご報告します。

今回の修理内容は、椅子の各接合部の緩み、外れを再接着すること。

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後脚1脚の木部が割れているので再接合すること。前後脚を補強している貫棒が1本欠損しているので新規に制作して取り付けること。以上の3点でした。

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まず椅子木部の各接合部はダボを使用して接合してあります。経年劣化でダボの太さが縮んだり、接着剤が効かなくなったことが原因で接合箇所が緩んできます。しかし強力に接合している箇所もありますので、カナヅチで接合部を叩いて緩んでいるか確認します。

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6月 27, 2016 · Posted in その他の家具修理  
    

一昨日に引き続き、先日ご紹介した東京に本社があった家具工場「コスガ」製の代表的な椅子ともいえるカントリーデザインのリビングダイニングチェアー(通称LDチェア)の修理が完了しましたのでご報告します。

「コスガ」は日本家具工場のスリートップのひとつでしたが、かなり以前廃業しました。しかしホームページを検索してわかったことですが、後継者の方が「コスガの家具」として再建されたようです。うれしい限りです。

詳しくは「コスガ」をご覧ください。

 ご紹介するのはコスガ製7251LDCチェアです。 安田屋家具店書庫にて昔のカタログで確認します。

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1994年のカタログです。カントリーデザインのページに掲載しています。

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1994年ということは今から22年前です。当時の価格で税別45,000円でした。

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ちなみに2016年6月現在の価格は、な、な、なんと税込み120,960円。当時の約2.5倍になっていて四代目もビックリです。

さて今回ご紹介するのは、前後脚を補強している貫棒が1本欠損しているので新規に制作して取り付けることです。

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6月 29, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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