先日お問い合わせがあったアパートの造りつけクローゼットの扉蝶番金具について、破損した金具工場に問合せをしていたのですが、お正月あけに連絡がありました。M社さん、ありがとうございます。

M社より
お問い合わせの件ですが、資料を確認していただき、破損した金具と同じ物をお知らせ下さい。製品によって代用品が変わる場合がございます。
宜しくお願い致します。

旧センターヒンジ

お客様から送られてきた写真を確認すると・・・・、

s-壊れたクローゼットの蝶番

資料の金具と同じです。同じ位置にロゴが刻印されているのも確認できます。後はこの金具の代替金具が、現在生産されている金具のどれに該当するかということです。多分四代目がお客様にご案内した金具で代替できると思うのですが、工場からの連絡待ちです。

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1月 23, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

横浜市戸塚区のA様より
お世話になります。
私ごとですが、勤務時代銀座の家具店で購入した食器棚の金具(蝶番)が突然破損し扉が脱落し困っております。インターネットで調べた所「安田屋家具店」さんで代用品を販売しているとの事でお問い合わ致しました。

s-mail.google.com

安田屋家具店からの返信
題名が「DC COLDEA金具」とありましたので、恐らくアングル丁番24-20サイズだと思います。サイズ間違いがあってはいけませんので、サイズを確認していただきたい箇所を明記した写真を添付しますのでご確認下さい。

24-20se3

扉側(写真A) 24mm、家具本体側(写真B) 20mm
金具は在庫がありますのでご安心下さい。

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1月 25, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

安田屋家具店ホームページでは、洋服タンスや食器戸棚の扉に使用されている様々な丁番金具について数多くご紹介しておりますが、金具修理ばかり数多くやっているわけではありません。

今まであまりご紹介してこなかったその他の業務内容に関して、2016年、平成28年の安田屋家具店ホームページでご紹介していきます。

1つは「家具リフォーム」事業。 そしてもうひとつは「ぱたぱた扉収納棚」事業。 この二つに関して、実は数多く手掛けているんです。「家具リフォーム」は地元である岐阜市近郊~名古屋市近郊のお客様からの依頼が多い仕事です。

「ぱたぱた収納棚」または「パタパタ扉収納棚、または「バッタリ扉収納棚」と四代目は呼んでいますが、こちらはご遠方のお客様からのご依頼が多い仕事です。 。

まず今回からは「家具リフォーム」として、膳戸棚(またの名を水屋)のリフォームをご紹介します。

膳戸棚は、かつての日本の台所に設置してあった今で言う「食器戸棚」です。今は食器をそのまま収納するのですが、昔は箱に食器を収納した「箱膳」を収納するのでした。そのため現在の食器戸棚のような棚板での仕切りはなく、上段、中段、下段の3箇所に箱膳が収納できるようになっていました。

安田屋家具店では数多くこの膳戸棚のリフォームを行っていますが、大抵同じデザイン、サイズ、材質です。デザインは下記の写真のタイプが一般的です。過去にリフォームした膳戸棚の一部をご覧ください。

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サイズは横幅180センチ、高さ180センチ、奥行40センチが一般的です。材質は、柱や横桟には「桧材」、側板・背板・内部の棚桟には「杉材」が使用されているのが一般的です。引出し前板には「ケヤキ材」が使用されているものが多いようです。

また表面の塗装は何もされていない木地仕上げが多いようです。ただしお預かりする時には年数の経過によりほぼすべて「こげ茶色」に変色しています。

今回お預かりした膳戸棚も一般的なデザイン、サイズ、材質でした。約100年ほど前の膳戸棚だそうです。色もかなり汚れた「こげ茶色」になっています。引き扉の一部は、ネズミさんにかじられた跡が残っています。

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s-IMG_3822

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1月 27, 2016 · Posted in 古い民芸家具リフォーム  
    

先日、桐たんす職人「柴山五郎」氏の

shibayama

工房に持ち込んだ膳戸棚(またの名を水屋)のリフォーム作業の途中報告です。

s-IMG_3819

膳戸棚の引き戸6枚と台輪を柴山氏の工房からもって帰ってきた四代目は、木部の補修前に洗濯作業をすることにしました。今日は天気もよく、気温も高く、絶好の洗濯日和です。

まずは洗濯する前の扉。

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1月 29, 2016 · Posted in 古い民芸家具リフォーム  
    

昨日膳戸棚のオイル塗装仕上げを行った四代目は、出社して直ぐに倉庫へ状況を見に行ったのでした。昨晩からワクワクして居ても立ってもおられなかったのです。

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おっおっーーー!! きれいに仕上がっています。 家具表面に触れても手にオイルが付くことはありません。オイル塗料は木部に浸透し乾燥しています。

s-IMG_4259

家具表面のこげ茶色と、内部の真新しい杉板の木地色のコントラストがなかなか良い雰囲気を出しています。これには四代目も満足満足です。あとはお客様にご満足いただけるかが肝心です。

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お客様から、引き戸の格子部分にガラスを入れて欲しいとのご依頼があったのですが、あえてガラスではなくガラスと同じ透明度の樹脂板を使用することにしました。ガラスに比べて軽いので、引き戸の動きがスムーズになるだけでなく、重みによる摩擦抵抗で敷板が磨り減るのを防止できます。

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2月 4, 2016 · Posted in 古い民芸家具リフォーム  
    

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