昨年末に無残にもバラバラに分解してしまったロッキングチェアーのその後をご報告します。お預かりした時は悲惨にも・・・・。

 貫棒が一本接合部で折れてしまっていましたので、新しい棒に取替えて復活させました。

 パッと見では、取替えた部分はわかりませんよ。

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 もともと取り付いていた貫棒は下のようなデザインとなっていました。
 同じ棒を作ることはできませんので、丸棒を使う予定でした。

 ところが職人さんが気を利かして、廃棄する椅子によく似た丸棒があったのでそれを加工し塗装しなおして使ってくれました。そのためよーく比べてみてみないと違いがわからないようにしてくれました。下の写真が取替えた棒です。

 さらに接合部の穴が大きくなってしまっていたため、接合部が外れないように念のために、接合部を接着後さらに木ネジで補強しておきました。

 
 奥様が、今から約30年ほど前にご結婚道具として持参されたロッキングチェアーでした。想い出が刻み込まれた家具なので、元通りのゆらーりゆらーりと座ることのできるロッキングチェアーとして組直った姿をご覧になられて大変後満足いただきました。安田屋家具店としても、大切な家具の復活にお役に立てたことを光栄と感じました。

 今回の修理費用は、税込15,000円でした。岐阜市のお隣、大垣市のお客様宅でしたので送料は含まれています。他の地域の場合は若干送料価格が変動しますことをご了承ください。

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1月 28, 2011 · Posted in その他の家具修理  
    

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