先日、会議用テーブルのご修理に関する依頼があったので見に行ってきました。大きな会社の役員さんが使用される大型会議用テーブルでした。半径900㎜の扇型のRコーナー天板×4卓、長さ1800×奥行900㎜の長方形テーブル×2卓を組み合わせたシステム(組立式)オフィス家具でした。

 あっ、どこかで見たようなデザインだと思っていましたら、ご担当者様から「カリモク製」とお聞きしました。そうそう、カリモクのカタログに掲載してあったと思い出しました。総幅3700×総奥行1900㎜で、12脚の椅子がセットされていました。

 ご修理内容としては、長年使用したことにより天板表面の塗装色が色あせしてしまい、バラバラの色になってしまっている。天板前面に擦り傷、凹み傷、輪ジミ跡があるので、天板を塗り直したいとのことでした。今までの経験上、通常の天板塗替えと変わらないと考え「御見積もりさせていただきます」とお答えしたのでした。ただし天板仕上げが「突板」材なので、無垢材と違って削りすぎることができないので、若干の凹み傷は残る可能性があること、また色あせによる下地の色が各天板それぞれ微妙に違ってしまっているので、塗装色を濃い色にしても若干色の違いが出てしまうことなどをお伝えしたのでした。

 そして会社に戻り、まずは古いカタログで商品を確認。2002年版カタログを見るとありました。

拡大してみましょう。

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1月 25, 2011 · Posted in テーブル修理  
    

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