昨日お伝えした安田屋家具店にて現在好評開催中の「伝統・匠の芸術逸品展」~ペルシャ・トルコ 美術絨毯特別展~会場の様子をお伝えいたします。昨日は1階会場でしたので、今日は2階会場をご案内いたします。

 1階奥のエレベーターで2階会場へ進みますと、まず入口でご覧いただくのが、幻の絨毯「ガズニラグ」です。

 日本ではほとんど目にすることのない、見られないアフガニスタン民族絨毯です。ギャベに似ていますが、ペルシャ絨毯と並ぶ歴史を持ち、紡績から織、仕上げに至るすべての工程に機械を一切使わず仕上げられたアフガニスタンの手織り絨毯です。厳しいアフガニスタンの自然に磨かれた良質な羊毛で明快かつモダンなデザインを織り描いている逸品です。

 ガズニラグの横には、今回の新商品、はじめてお披露目する絨毯「ODEGARD(オデガード)」。ネパールの手織絨毯を世界に広めた第一人者といわれているアメリカ人のステファニー・オデガード コレクションの逸品です。ネパールの手織絨毯の伝統と、現代的な感覚が見事に融合した絨毯です。

 会場中央には、絨毯を広げてご覧いただくスペースも設けてあります。

 2階会場左壁面には、絨毯の至宝、ペルシャ絨毯各産地ごとに区分して展示してあります。

 各産地では、デザイン、色使い、素材、織り方等、それぞれ違った特徴のある絨毯が作られており、絨毯の名前は産地の地名で呼ばれます。(遊牧民の絨毯やキリムは部族名で呼ばれます)

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12月 11, 2011 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

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