以前ご購入いただいた飛騨産業製造のダイニングチェア「円空」シリーズのSE220Aに不具合があるとお客様からご連絡をいただいた。早速スタッフが訪問して、椅子をお預かりしてきた。

s-IMG_0577

安田屋家具店に到着した「円空」SE220A アームチェアを確認すると・・・・、向かって左側の背もたれがグラグラしている。以前にこの椅子の張替を行ったことがあるスタッフは、背もたれは確か木部に引っ掛けてあるはずなので、その引っ掛け金具が取れてしまったことが原因だと直感した。何事も経験していないとわからない理屈です。

この「円空」SE220A アームチェアも表面から見ただけだと、背もたれは固定してあり外れないようになっているように見えますが、意外な仕組みで取り外しができるんですね。 スタッフは座面を取り外しました。座面は椅子裏面の5箇所でビス止めしてあるだけなので簡単に取り外しができます。

s-IMG_0573

続いて背もたれの取り外しを行います。
がっ・・・・、しかし・・・・、
どういうわけか背もたれが外れません。

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
4月 21, 2014 · Posted in その他の家具修理  
    

ダイニングの椅子2脚(木のまま):腰かける部分が割れてしまいました。直していただけるでしょうか?見積とどのような梱包で送ったらいいのか教えてください。よろしくお願いいたします。

s-IMG_9536 s-IMG_9537

s-IMG_9538

s-IMG_9539

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
1月 20, 2014 · Posted in その他の家具修理  
    

お客様から椅子にキツツキのマークのシールが張ってある食堂椅子の座面張替修理のご相談があった。キツツキマークといえば、飛騨・高山に工場がある「飛騨産業」製作の商品である。

早速お客様宅にお伺いし椅子の状態を見ると・・・・・、

s-IMG_9082

パックリとキルティング部分の縫製が破れ、中身のウレタンクッション材が見えてしまっています。座面の生地は本革です。小さな本革材も無駄なく使用するために、キルティング仕上げを施してあります。

このキルティングが曲者で、破れないように丈夫に縫製を行っているのですが、長年使用されるとこのキルティング部分が破れてしまいます。キルティングの無い1枚張りであればまず破れることはないのですが・・・・、

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
9月 25, 2013 · Posted in 椅子張替え  
    

お客様から飛騨産業が節のある無垢材を使用して、一躍ヒットした商品シリーズ「森のことば」のローテーブルに関するご相談があった。天板サイズが1メートル四方の大きなローテーブルです。

SW151T

飛騨産業さんのSW150T というローテーブルを昨年購入しました。実際に使用してみると、高さが足りず使いにくいことが分かりました。お店にいる間は、問題ないと思いましたが、結局使用しないままになっています。しかも、部屋に設置してみると今ひとつしっくりなじまない感じです。そこで、天板を外してコの字のテーブルを作れないかと思い、連絡させて頂きました。4枚で天板が構成されていますので、素人目には出来そうな気がしてしまうのです。HPで確認したところ、今の品番はSW151T でした。保管するだけでは非常にもったいないので、何か手立てがあると良いのですが・・。

安田屋家具店からの返信
お問合せの飛騨産業 SW151T はウォールナット材無垢材を使用しています。また天板と脚は取外しができるタイプです。したがいまして、天板をコの字型に切断加工して、脚を取り付け直せばコの字のテーブルに作り直すことは可能です。脚の取り付け位置を現在と同じ位置にする必要があります。

4枚の無垢板を接合して中央に四角の穴があいた状態で1枚の天板に仕上げてあります。そのため1枚1枚を取外すことができるようにはなっていません。お問合せの内容から判断して、「4枚で天板が構成されて いるので、天板を外してコの字のテーブルを作れないか」とは、天板板を1枚1枚取外しができるのではないかというご質問だと思いますが、残念ながらこの天板は取り外しができないように4枚の板を接合して、1枚の天板板にしてあります。

そのため4枚の板をそれぞれ別々の1枚1枚にするには、板と板の接合部分で切断する必要があります。無垢板なので切断は可能です。
1枚1枚の板に切断したら、それぞれに脚を製作して取り付ける必要があります。このように4枚の板を1枚1枚にわければ、色々な形での組み換えができるようになります。ただし脚を製作しなければなりませんので、費用はかかります。天板自体の切断はそれほど費用はかかりませんが、切断面の仕上げ方によって価格は変ります。

現在の天板の形状のまま、高さがたりないというのであれば、現在の脚を取外して、ご希望の高さの脚を製作して取り替えればご希望の天板高さのテーブルにすることができます。また現在の脚に継ぎ脚をして高さを高くすることも可能です。ただしこの方法は、あまり継ぎ脚の長さが長いとぐらつきの原因となりますので、ご希望の高さによってはお勧めできない場合もでてきますことをご了承ください。

天板の大きさ(1m×1m)に問題さえなければ、脚を作り直してご希望の天板高さのテーブルに変えることをお勧めします。

天板を切断して4枚の板に分断して、テーブルを作り直すことはとても費用がかかるのでお勧めできません。

たしかに18万円近くでご購入の商品を保管するだけでは非常にもったいないですね。天板高さをご希望の高さに変更することをご検討されてはいかがでしょうか。ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
7月 31, 2013 · Posted in その他の家具修理  
    

6月3日、4日の二日間、梅雨の晴れ間に四代目が配達などで走破した距離がな、な、なんと550km。さすがにつかれたぁ~~!!

【一日目】
6月3日は、安田屋家具店を朝10時に出発し、まずは関市の職人工房に立ち寄り、職人を軽トラに同乗してもらって、名古屋市天白区の八事までひとっ走り。東海北陸道 関インターから高速に入り、東名高速、第二名古屋環状(通称:名二環)経由で、鳴海インターで降りて八事のお客様宅にお昼12時に到着。

お客様宅での修理。
今回のご修理は、洋服タンスの洋服をかけるパイプを落下させてしまい、たんすの底板に穴が開いてしまったというご修理。ご修理前に底板の型を取りに一度ご訪問済み。その型を使用して桐板で作成した底板を今回は持参。

IMG_8080

IMG_8081

持参した桐板を直接加工すると失敗する可能性が大なので、まずは合板ベニヤで作成した型板を洋服タンスの底板にあてがい微調整をする。その後桐板を加工して修理を行なう。所要時間約1時間。(このときの様子は後日詳しくお伝えします)

無事修理を終えた四代目と職人は、途中で昼食。気がつくと2時になっていた。

昼食後は、三河安城まで椅子の配達。
職人さんにはドライブに付き合ってもらった。
八事を出発して、第二名古屋環状(通称:名二環)鳴海インターから入り、伊勢湾岸自動車道、知立バイバス経由で三河安城駅近くのお客様宅に無事納品終了。実働時間約20分。時はすでに3時30分。

本日の行程はこれで終わり。急いで職人工房宅に帰路。安田屋家具店に帰社したのは夕方6時になってしまった。丸一日ドライブで時が過ぎてしまった。ご配達などが遠方になると、実働1時間でも、往復時間が6時間、8時間かかってしまいます。

【二日目】
6月4日は、飛騨産業の「ニューウィンザーシリーズ」エドワード ダイニングチェアー、テーブルのご修理分を高山の工場まで持ち込みに行ってきた。本来であれば、ダンボール箱などに梱包して送るのだが、今回は椅子が6脚、テーブルは長さが約2メートルもあり、梱包作業をするよりも、直接工場に持っていったほうが早いと判断したのでした。ここは同じ岐阜県内に立地する安田屋家具店と飛騨産業との地の利が生かせたわけです。

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
6月 5, 2013 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

« 前ページへ次ページへ »

Verified by MonsterInsights