美殿町商店街の中央に位置する創業120年の家具専門店の安田屋家具店では夏に向けて、5月18日金曜日から24日木曜日まで、日本で代々受け継がれてきた暑い夏を涼しく過ごすための日本の伝統手工芸を知ってもらうために、手織綿糸絨毯「鍋島緞通」と伝統工芸士 職人 高江雅人氏の「竹細工工芸」の展示会を『 日本の織と編 』と題して安田屋家具店 北館1階にて昨日から開催しています。

昨年お客様から猛暑を涼しく過ごすための商品が欲しいと言う声をたくさん頂きました。そこでこのたび当社としては、日本のジメジメ・ムシムシする不快な夏を涼しく過ごすための商品として日本人が、長い年月かけて作り上げ、代々受け継いできた手織綿糸絨毯と竹バックを中心とする竹細工工芸の展示会を開催することになりました。

今回の展示会開催は、高江氏が製作した竹ハンドバックの修理をお客様が、安田屋家具店に持ち込まれたのがきっかけで、インターネットで愛知県出身の高江氏とやり取りする中で、意気投合し、職人 高江雅人氏の竹細工作品を中心とした日本伝統工芸の紹介を岐阜で行うことになりました。

17日、高江雅人氏の数百点におよぶ作品とともに高江雅人氏ご本人も岐阜に来岐されました。安田屋家具店 北館に到着するやいなや、高江雅人氏自ら作品の陳列作業に加わっていただきました。竹細工の小物をどのように並べたら効果的に演出できるか、安田屋家具店スタッフが戸惑っているのを見られて、各地で展示会を開催している高江雅人氏の陳列ノウハウをご教授いただいてしまいました。

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5月 19, 2012 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

以前ご紹介した竹編みハンドバックを製作している「竹工房 オンセ」のオーナーであり職人である伝統工芸士【高江雅人】さんから数日前にご連絡をいただきました。

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四代目様
丁重な紹介ありがとうございます。
四代目さんのブログは人となりが良く出ていて、大変興味を感じます。
家業に真摯に取り組む姿勢が伝わり、楽しく拝見させて頂いてます。
一度、お目にかかりたいと思っていたのですが、いま丁度、出張で名古屋に来ているので、もし、四代目さんのご都合が宜しければ、22日に安田家具店さんに訪ねて行こうか?と思っています。ご都合如何でしょうか?


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もちろんOKです。
大分県はとっても遠い所ですからなかなか行く機会に恵まれませんから、わざわざ岐阜にお越しいただけるなんてありがたいことです。直ぐに昨日高江様にお電話してぜひ安田屋家具店にご来店くださいとお伝えしました。

そして明日、お会いできるのがとっても楽しみです。どんな人かなぁー。ワクワク!!

安田屋家具店のブログをご覧いただいているようで、お会いするのが少々恥ずかしい気持ちもありますが・・・・・。

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2月 21, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

先日「竹編みハンドバック」ご修理としてご報告した、竹ハンドバックを製作している伝統工芸士「高江 雅人」さんからわざわざ安田屋家具店のホームページ宛に暖かいメッセージをいただきましたのでご紹介します。伝統工芸士「高江 雅人」さんは、名古屋のご出身で、現在は大分県の工房におられます。お電話での高江さんの声は温厚そうな優しいお声でした。四代目は直にお目にかかったことはないのですが、ご本人も お優しい方なんだと思います。

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四代目様
お世話人なります。また、過分な紹介をして頂きありがとうございます。
竹職人の高江です。
私のところでは、普段持ち歩くバッグなど、磨耗や傷みが想定されるものには、あらかじめ「5年間無料修理」をしています。お買い求め頂くお客さまに、安心して使って頂きたいと思っています。
ブログを拝見し、四代目の人となりが伝わってきますね。
お座敷遊びの佳那恵姉さんの紹介など、興味深く楽しませて頂きました。
また、普段から家具の修理を手がけ、一つ一つの修理品に真摯にアドバイスをしている姿勢には、勉強させられるところがたくさんありました。

岐阜は、学生時代の友人が居たり、名古屋育ちの私には比較的身近な存在です。現在、私の実家は愛知県江南市にあり、ちょくちょく帰省することもございますので、今度は、是非一度、安田家具店さんまで足を伸ばしてみようと思います。

ありがとうございました。             高江雅人

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高江様、こちらこそありがとうございます。
ここ数年、竹ハンドバックの展示会を安田屋家具店で開催していません。以前ご購入のお客様、ご友人の方々から、竹ハンドバック展示会を開催して欲しいとのご要望もお聞きしておりますので、今年中に1度開催したいと考えております。その折には、ぜひご協力賜りますようお願い申し上げます。高江様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

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1月 27, 2011 · Posted in インテリア雑貨  
    

 先日お客様からお預かりした竹ハンドバックの修理が終わり安田屋家具店に届きました。この竹ハンドバックは大分県の【竹工房オンセ】の主催者であり竹工芸の匠、鉄人「高江雅人」さんが作ったものです。2年ほど前に安田屋家具店の特別展「伝統工芸展」にて展示・販売させていただきました。当時この高江雅人さんの竹ハンドバックが「伝統工芸展」での人気No.1で、展示していたほぼ全ての竹ハンドバックは完売してしまったと記憶しています。

 竹ハンドバック縁周りに編みこんでいた籐材が切れてしまったという修理です。お預かりした状態は・・・・、

 3箇所の部分で籐材が切れてしまい、ほつれていました。
 早速、高江雅人さんに連絡をしたところ、無償で修理をしていただけるとのご返事をいただきました。ただ竹ハンドバックを高江雅人さんの工房まで送る往復の運賃は負担してくださいとのことでした。往復の送料といっても2,000円前後の費用です。お客様に費用をご連絡したところ、直ぐに修理して欲しいとのご返事でしたので、急ぎ大分に送ったのでした。それから約1週間前後で修理が終わり、安田屋家具店に届いたのです。

 修理後の状態は・・・・・、

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 全て元通りに直っていました。
 お客様も大満足です。
 確かな職人は、自分の製作した商品は我が子のようなもので、ちゃんと消耗部分の修理はするように考えられています。なんだか世知辛い時代で、何でもかんでも修理といえば直ぐにお金、お金という世の中で、無償で引き受けてくれる所もあるんだと改めて思いました。まだまだ昔気質の義理と人情、もちつもたれつの精神が生きているんだということがホッとしますね。日本って、いいなぁーーー。

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2年前に安田屋家具店にて開催した「日本の工芸 匠展」にてご紹介し、お買上いただいたお客様から【 竹ハンドバック 】補修のご依頼がありました。この【 竹ハンドバック 】は、日本一の竹の生産地として知られている大分県で国産の竹を使って手編みで製作している55歳の「高江 雅人」さんの作品です。国産手作りにこだわった伝統工芸士です。

2年間使用されている中で摺れてしまったのでしょう。ハンドバック上部の藤を編んで竹を止めている籐材が何箇所かで切れてしまっていました。籐材はつながっているので、このまま使用されていると全てほどけてしまいます。

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