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続 古民家具の扉取付修理

古民家具の扉取り付け修理作業の続きです。
前回の内容は コチラ をご覧ください。

家具側の穴に扉上部の丸棒を差込み、丸棒の長さを確認します。長すぎれば扉上部と家具の棚板との間に隙間ができるばかりか、扉が家具にはまり込まなくなります。ピッタリと収まるように丸棒の長さをヤスリ等を使用して調整します。

真剣な表情の四代目。なんか恥ずかしい。

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調整が終わったら、いよいよ扉を家具に取り付けです。まずは先ほどの扉上部に取り付けた丸棒を家具本体側の穴に入れます。

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その後おおよその扉の収まり位置を想像して、扉下部に開いている穴と、家具の引き出し上部の棚板に貫通している穴の位置を合わせます。

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この位置だと思ったら扉の位置がずれないように気をつけて、家具側の貫通している穴に、穴の直径と同じ丸棒を入れます。貫通した穴を通して、扉の穴に丸棒がはまり込むことを確認します。扉側の穴に丸棒がはまり込んだら、扉の位置が動かないようになりますので簡単に確認できます。

丸棒をある程度叩き込んだら、短く切断します。そして扉の開閉がきつくならない程度に丸棒を叩き込みます。万が一、丸棒が出っ張ってしまっている場合は、ヤスリ等を使用して削ります。

これで扉の取り付けは完成。扉の開閉具合を確認します。

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扉の開閉に問題がなければ完了です。

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今回の修理費用は、お持込みでもありましたので、作業時間1時間の修理費用として税込5,000円です。

このような家具修理でお困りの際は、安田屋家具店にご相談ください。大切なご家族との想い出が刻み込まれた家具を、粗大ゴミとして捨てるのではなく末永くご使用いただくためのお役に立ちたいと思っています。

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8月 24, 2014 · Posted in 古い民芸家具リフォーム  
    

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