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洋服たんす改造

50年ほど前にお母様がお嫁入りの時に持参された洋服たんすを捨てるのは忍びないので何とかしたいというご相談がありました。見に行くと昭和30年代のご婚礼セットでした。

洋服たんすとしては使用しないとのことなので、内部に棚板を取付けて収納棚に改造することをお勧めします。

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たんすの横幅が90センチあるので、棚板は重量に耐えられるように21ミリの厚板を使ってつくることにしました。材料は桐たんすに使用する桐無垢材を使いました。

たんす内部の左側板、右側板を入れます。この側板には5センチ間隔で棚板が移動できるように棚ダボ穴を開けてあります。

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側板を入れた後に中央部に棚板を1枚入れます。この棚板を入れることで左右の側板を固定した状態にします。

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次にもう一枚棚板を入れます。

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次にもう一枚棚板を入れます。

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今回は棚板を3枚にして、たんすを4段に仕切りました。必要であれば棚板を増やすことも減らすこともできます。

左右の側板をたんすにビス止めなどで固定しないのは、将来洋服たんすとして使用したい時に簡単に元に戻せるようにしたからです。なのでハンガーパイプも取り外さずそのままの状態です。

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桐無垢材の材料費が少し高くつきましたが、材料費・加工代・往復の送料を含めて、税込35,000円でした。

お母様はまだご存命なので、ご自分の若かりしころに持参した洋服たんすを見てお喜びになられることでしょう。当時のご婚礼家具は大抵、花嫁さんのご両親が買い求めたものですから、洋服たんすを見ればご両親との思い出、ご結婚当時から今日に至るまでの想い出がきっとよみがえることです。

大切な想い出が刻み込まれた家具を粗大ゴミにすることなく使用していただけるお手伝いをしたことは光栄です。

家具を捨てることは想い出を捨てること(by 四代目)

9月 17, 2014 · Posted in その他の家具修理  
    

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