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総本革張りソファー張替

革張りソファー張替のお問い合わせがあり、早速現物を見にお客さま宅を訪問してきました。

10年ほど前に購入された輸入家具のようです。

全面総本革張りのソファーセットでした。片肘チェアー・コーナーチェアー・カウチチェアーの組み合わせです。

座面部分の本革の表皮がボロボロに剥がれてしまっています。この状態のままだと破れるのも時間の問題です。

カウチチェアーを見ると、あまり座られていない写真右端部分の表皮には問題はありませんが、他の頻繁に座られたりして使用されている部分の表皮は全て剥がれてしまっていました。

 

現在と同じ全面本革で張りかえるとなると、お買い求めになられた金額よりも高くなってしまいます。というのも本革の場合は、布地などと違って生地幅というものが無く、当然牛1頭の剥いだ皮の大きさとなので、使用できない部分が多くなってしまいかなり多くの本革を使用することとなるので材料費が高くついてしまいます。安田屋家具店では、ご相談いただいた本革張りのソファー張替の場合、本革で張りかえることはあまりお勧めできません。

 

ただし「カリモク」などの大型工場の場合は別です。大型工場の場合、自社の製品であれば張替などの修理を行っています。そして自社商品ということもあり、かなりお値打ちに張替をする場合が多いので、こういう工場での張替ができるものは本革でのソファー張替はお勧めしています。

 

ただし工学ソファーの場合、今と同じランクの商品を買い換えられるとすると、新品価格よりも張替修理価格の方が断然安価です。高額商品になればなるほど修理費用の方が安価となります。

 

逆に「ニトリ」のような低価格商品の場合は、「価格」「耐久性」「材料」などの面から見て、はっきりいって使い捨て家具ですので張替修理などの金額の方が新品価格よりも高くなってしまいます。

 

20万円のソファーを張り変えた場合の修理費用が例えば10万円だとすると、修理の方が断然安価なのですが、5万円のソファーを張り変えた場合の修理費用が10万円かかると当然買い替えを考えますよね。20万円のソファーも5万円のソファーも張りかえる作業内容はそれほど大きな違いはありませんので、修理費用はそれほど変わりません。

総張りソファーの張替は、本革にせよ、布地張りにせよ、張替金額が買い換える場合の新品の価格とそれほど変わらない金額となる場合が多いので、難しい判断を迫られるケースが多いんです。何かのご参考になれば幸いです。

3月 14, 2010 · Posted in 家具リフォーム・修理, 椅子張替え  
    

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