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黄肌無垢材漆仕上小たんす

 安田屋家具店のオリジナルデザインとしてお客様にご提案いたしました和家具が仕上がってきました。お部屋の細々とした雑貨を収納することを希望されましたので、小引出し、大引出し、扉収納といろんな大きさのものを整理整頓できるような機能的なデザインとしました。

 材質は全て「黄肌(キハダ)」無垢材を使用しています。合板などは一切使用していません。仕上げは本漆塗り仕上げです。漆が塗り上がったばかりの状態なので色がまだ濃色です。本漆の特徴として年数の経過とともに色が透ける(薄くなってくる)ので、木目が今以上に浮き出てきて味わい深い雰囲気をかもし出すようになります。引出し部分は「横目」、開き扉部分は「縦目」を使用していますので、木目の方向によって色の変化が出ています。これもデザインの一つとしました。

 サイズは横幅720×奥行315×高さ810㎜

 引出し内部は、もちろん桐無垢材を使用しています。大引出しの内寸法は、幅315×奥行265×深さ70㎜あるので、A4用紙が収まります。小引出しの内寸法は、幅140×奥行265×深さ70㎜です。

 左下・右上2箇所の開き扉の内寸法は、それぞれ幅340×奥行280×高さ350㎜あり、2枚の棚板が付属していますので3段に仕切ることができます。30ミリピッチで棚ダボ穴が付いていますので棚板の位置を上下に移動することもできます。

 一般的な家具の場合、背板は合板を使用していますが、今回の和家具の背板も「黄肌」無垢材を使用しています。見えない部分ではありますが、日本人気質として裏板(背板)も前面と同様に本漆仕上げを施してあります。裏も表も一緒という考えは、日本のものづくり職人気質ですね。欧米では合理的主義であり、裏は裏、見えない部分は見えない部分としての材料を平気で使用した家具が多いです。このあたりの考え方の違いは家具にも出ています。そうした目で輸入家具を見てみると面白い発見があるんですね。

 背板部分を拡大してみます。

 ホゾで板を組み込んで背板を仕上げているのがわかります。裏面なのに本漆仕上げをちゃんとしてあるんですよ。お客様宅の設置場所にはコンセントがあるので、そのまま家具を設置すると家具が壁面から離れてしまいます。そのため背板の一部分をカットして、コンセントを家具の中に収納できるように加工します。写真の右下の黒色部分が背板をカットして穴を開けた箇所です。

 開き扉に使用されている金具も小さくて粋な金具を選んでみました。

 製作したのは和家具を専門に製作している「福健」さんです。静岡に工房があります。「福健」さんは材料として北海道産の、黄肌材無垢板を使用し、一本、一本手作りで、製造しているまじめな職人集団です。

黄肌無垢材 本漆仕上 小たんす
■ サイズ/ 幅720×奥行315×高810㎜
■税込価格/ 280,000円   なんですが、あまりにも良い仕上がりだったので
今回特別に25%OFFの70,000円引き
税込210,000円で同じ家具を製作・販売することとしました。

黄肌無垢材 本漆仕上 小たんすは「ぎふ楽市楽座」でお買い求めいただけます。

※ 安田屋家具店オリジナル商品ですので、サイズ・デザインは自由に変えることができます。世界に1本しかないあなただけのオリジナル和家具として製作することもできますので、お気軽にご相談ください。簡単なラフデザインをお送りいただければ無料でお見積もりさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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8月 19, 2011 · Posted in たんす, 和家具  
    

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