1月6日にお預かりした蕎麦店で使用されている低座椅子用テーブル天板(横幅150×奥行80×高さ57センチ)の天板塗直し修理が終わりました。

お客様宅が滋賀県甲賀市信楽町、そうです、「信楽焼たぬき」で有名な場所です。安田屋家具店が取り扱っている傘立ての中には信楽焼商品があるので、直接仕入れに何度も行った場所です。

テーブルサイズから「らくらく家財宅急便」を使用して発送すると1枚税込み1万円程度、2枚の送料が2万円にもなってしまいます。安田屋家具店からお客様宅までは片道約130キロ、高速を使用して2時間~3時間の距離です。

四代目の愛車である年式の古い軽トラックで高速を走るのは少々不安ですが、お客様のためです。発送費を安価にするため四代目自身でお届けすることにしました。毎年積雪が多い「関ヶ原市」を通るので、天気予報と積雪状況を確認し、積雪も降雪もない快晴の日を選び、朝10時に安田屋家具店を出発。

経費を安価にするため名神高速道路「関ケ原IC」までは一般道を通る。高速に入る前、快晴の青天に浮かび上がる「伊吹山」がチラッと見えた。

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2月 4, 2025 · Posted in テーブル修理  
    

30年ほど前、安田屋家具店ご近所のお得意様のお嬢様のご婚礼家具の一つとして、国産クリ無垢材オイル仕上げのダイニングテーブルと椅子を購入いただいた。この家具を製作したのは、静岡に工場がある「西尾クリモノ」(現在/遊木舎NISHIO)の西尾修一氏。数年前に残念ながら鬼籍に入られた。

ご婚礼家具として購入いただいたテーブルは、その後15年ほど安田屋家具店で預かっていた。椅子はお客様宅で使用されていた。そして今年、新築の家で再び使用したいと連絡が入った。

15年ほど使用されたテーブル天板表面は、傷や汚れでダメージが大きいので、塗直し修理をご提案。もともとはオイル仕上げだったが、ダイニングテーブルとして使用する場合、傷や汚れが付きにくい「ウレタン樹脂塗装」での塗替えをご提案。

今回の新築はお得意様のお嬢様のお子さん。お得意様から見たら「孫」さんになります。

天板塗替えが終わる前に30年使用し続けている椅子を預かってきました。そして安田屋家具店に展示して1年の同じ椅子と比べてみました。

写真左側が30年経過した椅子。右側が展示して1年ほどの椅子。色が大きく変化しています。

こうして新品と比べてみると、これだけ色が変わっているのですが、毎日使用していると色の変化には全く気づきません。

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