安田屋家具店北館1階・2階にて、只今『伝統・匠の芸術逸品展』を開催しております。この展示会は年に1回のみ、毎年12月に開催させていただいております。なんと岐阜の田舎の地で30年近くも継続している安田屋家具店の伝統行事、年末の風物詩となっています。この紺色の看板が目印です。

 逸品展が年に一度しか開催しないのは、毎年1年かけてイラン・イラク・トルコ・アフガニスタンなどのペルシャ絨毯の地に出かけ、各地のしたたかな商人と親密なコミュニケーションをとり、店の奥の奥の奥に隠してある名品の『ペルシャ絨毯』を探し出し、集めてくるのです。そのため1度しか開催できないんです。

 今回もギャベ、キルムはもちろんのこと絨毯の王様と言われるヘレケ絨毯などの逸品数多く展示しております。めったに見られない逸品の数々ですから、ぜひこの機会に岐阜近郊のお客様は安田屋家具店の『伝統・匠の芸術逸品展』をご覧下さい。シルクロードに出かけなくても良い絨毯が近場で手に入れられる絶好の機会です。

 会場入口です。
 1階会場のご紹介です。
 入り口入って直ぐ右側には「キルム」絨毯が揃っています。

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12月 10, 2011 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

 昨日お伝えした安田屋家具店にて現在好評開催中の「伝統・匠の芸術逸品展」~ペルシャ・トルコ 美術絨毯特別展~会場の様子をお伝えいたします。昨日は1階会場でしたので、今日は2階会場をご案内いたします。

 1階奥のエレベーターで2階会場へ進みますと、まず入口でご覧いただくのが、幻の絨毯「ガズニラグ」です。

 日本ではほとんど目にすることのない、見られないアフガニスタン民族絨毯です。ギャベに似ていますが、ペルシャ絨毯と並ぶ歴史を持ち、紡績から織、仕上げに至るすべての工程に機械を一切使わず仕上げられたアフガニスタンの手織り絨毯です。厳しいアフガニスタンの自然に磨かれた良質な羊毛で明快かつモダンなデザインを織り描いている逸品です。

 ガズニラグの横には、今回の新商品、はじめてお披露目する絨毯「ODEGARD(オデガード)」。ネパールの手織絨毯を世界に広めた第一人者といわれているアメリカ人のステファニー・オデガード コレクションの逸品です。ネパールの手織絨毯の伝統と、現代的な感覚が見事に融合した絨毯です。

 会場中央には、絨毯を広げてご覧いただくスペースも設けてあります。

 2階会場左壁面には、絨毯の至宝、ペルシャ絨毯各産地ごとに区分して展示してあります。

 各産地では、デザイン、色使い、素材、織り方等、それぞれ違った特徴のある絨毯が作られており、絨毯の名前は産地の地名で呼ばれます。(遊牧民の絨毯やキリムは部族名で呼ばれます)

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12月 11, 2011 · Posted in 伝統・匠の芸術逸品展  
    

 ダイニングテーブルのリフォームに関してお客様からお問合せがありましたのでご紹介します。

 半年ほど前に緑色のテーブルの塗り直しとカットについてお店に聞きに行った者です。30年以上前に買ったテーブルの天板を塗り直したいのですが、どこに聞いても出来ない、買い直した方が安いと言われました。でも、この天板を同じ色に塗り直して使いたいのです。ダイニングテーブルの写真を添付いたしました。現在物置状態になっており、上に色々乗っている状態で見にくくなっており、申し訳ありません。天板サイズは90cm×150cmですが、70cm×120cmにカットして、ワークテーブルに再利用したいと考えております。

 天板の塗り直しと、テーブルサイズを小さくしたいとの内容でした。今までも数多く手がけたことのあるリフォーム内容です。まずは添付されてきた写真を確認します。

 板脚のH脚タイプでした。
 縁周りは10~15㎜前後の単板が張ってある仕上げです。天板面が薄い(1ミリ以下)突板ですので、削りすぎると下地の合板が出てしまいます。写真手前側の白くなっている塗装が剥げている部分がどの程度なのか、またあまり深いキズが天板にある場合は、そのキズは残ります。深い傷をなくすように天板を削ると下地の合板が見えてしまうからです。

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12月 13, 2011 · Posted in その他の家具修理  
    

 安田屋家具店にて展示している知育玩具「つみぼぼ」

 安田屋家具店のウェブショップ「ぎふ楽市楽座」店でも販売しています。
 つい最近、お孫様への誕生日プレゼントとしてご購入頂き、大変お喜びいただきました。御礼メールまでいただきましたことを先日ご紹介いたしましたが、この話を製作している飛騨・高山の工房にいる上野さんにお伝えしました。


すると直ぐに返事がありました。

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12月 15, 2011 · Posted in インテリア雑貨  
    

 ハンギングチェアーに関する話題です。

 現在、ハンギングチェアーに関する密かな作業が二つ行われています。一つはまだオフレコの話なので公にできませんが、昨年のキムタク主演「月の恋人」に続く話題となるお話です。お話したくてウズウズしていますが、まだ密かに進行中の話なので・・・・、うぅーーーー!!、やっぱやめとこう。時期が来たらお話します。もう少しお待ち下さい。

 その代わりもう一つの進行中の作業をお話します。
 ハンギングチェアーのチェアー本体は天然素材の籐丸芯材を使用して編み込んで作っています。そのため屋内での使用に限られます。屋外・アウトドアで使用して雨露にあたり続ければ、天然素材の籐材はすぐに傷んでしまいます。籐材が切れますし、色は汚い色に変色してしまいます。さらに専用スタンドはアイアン材(鉄材)なので、屋外で使用すれば当然さびてしまいます。つまり現在のハンギングチェアーの仕様では、屋外・アウトドア使用には耐えられないのです。

 だけれど、どうしても屋外で使用したい。
 アウトドアに展示したいというユーザーの声が多くなってきています。そこで今回、屋外・アウトドア仕様のハンギングチェアー(ナチュラル色)を製作する作業が、実は密かに進行しているんです。屋外に設置しても大丈夫な仕様。それは・・・・、

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12月 17, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき, ハンギングチェアー  
    

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