食器戸棚や収納棚の扉に使用されている扉蝶番金具の修理がここ最近多くなってきています。使用されている金具は【アングル蝶番金具】と呼ばれる金物で、昔は鋳物素材が使用されていたので折れやすかったようです。今回もそのアングル蝶番金具取替え修理です。

家具本体に取り付けてあるところでポッキリと折れてしまっています。

扉の上下2箇所に蝶番金具が取り付けてありますが、両方とも折れてしまっていました。扉側の木部を彫り込んで取り付けてある3本のネジを外し、破損した金具を取り外します。


彫り込み穴の直径を計ります。35ミリの直径でしたので、現在でもまだ製造・使用されている金具です。取付穴を加工しなくても単純に金具を取り替えるだけで済みそうです。

このアングル蝶番金具は、扉の厚みや本体側板の厚み、扉のかぶせなどの条件により、少し筒サイズの違う種類があります。どの金具を使用されているかを確認するには、金具の裏側などに数字が刻印されているのでそれを確かめればわかります。

昨日ご紹介したように、【アングル蝶番金具】を取外して金具の裏側に刻印されている数字を見つけてください。

この金具は15-20タイプ

15-20とか20-20という二つの数字が刻印されているはずです。

金具裏のこの場所にあります。

そして金具の丸くなっている側の直径が35㎜なのかを測ります。

扉側の彫り込み部分の直径も35㎜あるか測り確認します。

もし金具に数字の刻印が無ければ、次の方法で確認します。金具を横側から見て、金具のサイズを確認します。【 アングル丁番金具 】は、金具に数字が刻印されています。
「20-20」、「20-15」、「15-20」、「16-15」、「24-20」、「24-24」と現在使用されている種類はこの6種類です。

数字の意味は、最初の数字が扉の厚み、後の数字が家具本体側板の厚みを表しています。例えば「20-15」は、扉厚20㎜・側板厚15㎜の家具に使 用するアングル丁番金具という意味を表しています。「15-20」ならば、扉厚15㎜・側板厚20㎜の家具に使用するアングル丁番金具ということになりま す。

さてお問い合わせが一番多いのはこの【 アングル丁番金具 】です。
そこで安田屋家具店のオンラインショップで販売をすることとしました。
現在ご使用されている金具を外されると、金具裏面に数字が刻印されています。
刻印されている数字と同じ金具をお選びいただければ簡単に取替えができます。

「20-20」アングル金具お買い求めは ↓↓↓↓ コチラ ↓↓↓↓↓↓↓↓

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以前にもご紹介したことがあるのですが、ここ最近食器戸棚や洋服たんすの扉取り付けに使用されている丁番金具について、大阪や北海道などのご遠方よりお電話にてお問い合わせいただくことが続いております。お問い合わせいただいた皆様は、安田屋家具店のホームページを見て、「ホームページに掲載されている写真の金具と同じなんですが・・・・」とご質問を頂いております。

現在、食器戸棚、洋服たんす、サイドボード、テレビボードなどの開き扉が付いている家具の扉用丁番(蝶番)金具に使用されているタイプは、大きく分けて2種類あります。

一番多く使用されている金具は【 スライドヒンジ金具 】です。現在の家具の大半はこのスライドヒンジ金具を使用しています。我々業界人の中では「スライド丁番」と言っています。

【 スライドヒンジ丁番 】といっても、いろんな種類があります。
写真の金具は、開き角度105°、半カブセタイプという種類です。

この【 スライドヒンジ丁番 】は、金具についているビスを調整することによって扉のゆがみ、傾き等を補正することができます。家具の設置場所によっては床が水平でなく、家具本体の微妙なゆがみによって扉の立て付けが狂う場合があります。そんな時、家具本体の調整だけで補正できない場合や、ほんのわずかなゆがみの場合などは、この金具のビスを調整することによって扉の立て付けを直すことができるため現在流通している扉丁番金具の大半はこの【 スライドヒンジ丁番 】が使用されています。

ただ同じ【 スライドヒンジ丁番 】でも、1個200円程度の安価な金具から、1個数千円の高価な金具までいろいろあります。金具の価格の違いは耐久性の違いに現れます。例えば幅90㎝で税込価格5万円程度の洋服たんすに使用されている金具は1個200円程度ですし、同じサイズの洋服たんすでも婚礼家具となると1個3千円前後の金具を使用しています。

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