ネジ穴に丸棒を叩き込んだ後、ノコギリ(またはカッターナイフ)で余分な長さをカットします。

余分な丸棒をカットした後、さらにかなづちで丸棒が飛び出ていないように、平らに叩き込んでおきます。

白い色が埋木の部分です

埋木処理が終わったら、いよいよ新しいスライドヒンジ金具を取り付けます。扉の穴に金具のカップを入れます。

扉と金具が直角になるように位置を調整します。
いきなりビスで取り付けるのではなく、必ず錐(キリ)で下穴をあけます。これがポイント

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お客様から今日も破損した金具が送られてきました。

中を開けるとアングル丁番金具が入っていました。以前にも見たことのある金具です。TODAの刻印があります。以前この金具を探してみましたが、すでに生産中止で現存していない金具です。

このTODAの刻印のある金具は、一般的なアングル丁番金具と比較してかなりサイズが大きいです。扉側に取り付ける部分も、家具本体に取り付ける部分も大きくがっしりしています。家具本体に取り付ける部分は、通常は3箇所のネジ止めで固定するのですが、この金具は5箇所のネジ穴があります。ということは、大きくて重量のある扉に使用するアングル丁番金具であることがわかります。

ただ最近の家具では、扉の微調整ができるスライド丁番金具を使用しますので、このような微調整ができないアングル丁番金具は淘汰されてしまい、残念ながらほとんど現存していないのが実情です。

ただ金具のサイズを確認すると、20-20サイズのアングル丁番金具だと思います。20-20サイズは安田屋家具店でも取り扱っている現存している金具ですので、取替えは可能かと考えますが、破損した金具の大きさから推測すると、扉のサイズが大きく重量がある扉であることが考えられます。そのため重量に耐えられるように、家具側板側に取り付けるネジの本数も5箇所止められるように大きくなっています。

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12月 7, 2013 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

平成25年12月6日現在の ハンギングEggチェアー在庫状況についてお知らせいたします。

ハンギングチェアー 本体 (ナチュラル色)
12月6日現在 在庫は1脚ございます。

s-IMG_6717

ハンギングチェアー 本体 (ブラック色)
12月6日現在 在庫を切らしています。
次回の入荷は来年1月10日前後に4脚入荷の予定です。

s-IMG_6714

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12月 7, 2013 · Posted in ハンギングチェアー  
    

遠く北海道札幌からわざわざ安田屋家具店にアングル丁番金具についてのお問合せがあった。

札幌市のK様のお問合せ
我が家の食器棚のアングル蝶番が壊れてしまい探していたところ、安田屋家具店のホームページを発見し、アングル蝶番金具詳細サイズを参考にさせていただきました。「アングル蝶番金具 20×20」が我が家のものにピッタリでしたが、一ヵ所のみサイズが一致しません。20-20詳細サイズの図の中のちょうど真ん中に33.0という寸法があります。我が家の壊れたのを測ったところ、この部分のサイズがどうも30.0前後です。このようなアングル蝶番は存在するのでしょうか。お教え願えればと思います。よろしくお願い致します。

安田屋家具店からの返信
アングル丁番金具20-20で33.0ミリのサイズは扉側の穴にはめ込む円形の長さのサイズだと思いますが、古い金具の場合、この長さがご指摘の通り数ミリ短いものが存在します。K様の金具はその古い金具だと判断します。現在の金具では、安田屋家具店ホームページに掲載してある33.0ミリの金具しか現存していません。

したがいまして、現在のアングル丁番金具20-20で、扉側に彫ってある穴の先端を彫刻刀のようなもので3ミリほど広げる必要があります。安田屋家具店の実店舗での修理依頼の場合でもこのような状況によく遭遇します。彫刻刀がない場合はヤスリで先端の穴を根気よく広げて、新金具のカップがはまり込むようにします。カップがはまれば簡単に取替が可能です。少し根気が必要な作業となりますが、これしか方法はございません。

尚、金具は1枚の扉についている全金具を同時期に交換されることをお勧めします。新旧の金具が混じっていると耐久性が極端に低くなりますのでご注意ください。

K様からのご返信
早速のご回答ありがとうございます。
いただいた情報でいろいろ考えてみます。ありがとうございました。

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12月 8, 2013 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

先日ご紹介した食器戸棚の開き扉に使用されている【 スライドヒンジ金具 】の破損に伴う、金具取替え修理ですが本日お客様宅にて扉取り付けを行いました。

扉が付いていた家具は、食器戸棚 兼用 飾り棚です。

横幅180cm、高さ200cmの少し大きなサイズです。
お客様宅のダイニングルームが取っても広いので、大きさを感じませんでした。

今回は向かって左扉の金具が破損したので、全ての金具を取替えました。右側の扉は現時点では折れたりして破損した金具はないのですが、金属の粉が金具に付着しているので、近いうちに取替えが必要になるかと思います。お客様にその旨お伝えしましたが、今回は破損した左扉のみの修理で、右扉の金具が破損した時にはまたあらためて依頼するとのことでした。

こんな感じで家具本体に取り付けました。
金具が替わったことにより、取り付け位置も微妙に変わり、取り付け位置を決めるのにとても苦労しました。また扉が大きくて重量があるので一人での作業は無理でした。安田屋家具店の職人と一緒に二人で取り付け作業を行いました。最終的な微調整も行い、約30分前後の施工時間でした。今回の修理費用は、金具代、金具取付費、現場施工費を入れて税込9,800 円でした。

岐阜市近郊で、同様の金具の破損でお困りの際は、安田屋家具店にご一報ください。直ちにお伺いして現状を確認し、修理費用の御見積をさせていただきます。(ここまでの作業は無料です。) お気軽にご相談ください。

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