昨年お預かりした飛騨・高山に工場がある飛騨産業のロングセラー商品であり、代表的なカントリーデザインのウィンザーチェアーの修理が完了しました。

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今回のご修理内容は、ウィンザーチェアー修理で一番多い座板割れと、背板を支える背棒の割れでした。

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安価な方法での修理を希望されたので、安田屋家具店専属職人による背棒の圧着接着修理となりました。圧着接着なので、全ての棒をいったん取外しての組直し作業が必要ないので修理費用が安価になるんです。

ただし新しい棒と取替えた修理と比較すると若干耐久性が劣るかもしれません。とはいうもののすぐにまた割れてしまうなんてことにはなりませんのでご安心下さい。

割れた部分の筋は見えるものの、強力に接合してあります。確認のために四代目が肘部分を揺らすもののびくともしません。職人曰く「完全に接着してあるので、まず取れることは無いから安心せぃ」とのことです。割れた部分もわからなくなっています。

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次に修理で一番多い座板割れですが、こちらも切断面をきれいにして強力な接着剤を使用して圧着接着を行います。さらに補強板を座面裏に取り付けます。割れた板またぐように補強板を取り付けるので耐久性がアップします。補強板は座面の裏側なので目立ちません。取り付けてあることは見えません。

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4月 11, 2015 · Posted in その他の家具修理  
    

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