TOPページ » 家具リフォーム・修理 » その他の家具修理 » この記事

ジロフレックス椅子 giroflex64

デスクチェアーのキャスターがガタガタするので修理して欲しいとのご連絡を受けて急いでお客様宅に向かう四代目でした。

デスクチェアーを確認すると、脚に取り付いているキャスターの車輪がガタつきの原因であることを突き止めたのでした。

キャスターの車輪を確認すると、フローリング床を傷つけないように樹脂製の車輪にゴム材を張り付けてありました。長年の使用でゴム材が所々めくれてしまい、そのわずかな段差がガタつきの原因でした。

直ぐに椅子をお預かりしてキャスター交換修理を行うことにしました。15年ほど前に岐阜市内で一番大型の家具店であった今は無き「服部家具 岐阜店」で購入されたようです。

会社に戻りお預かりした椅子をつぶさに確認すると椅子座面下から説明書が出てきました。

「giroflex64」のロゴがありましたので調べてみると、事務機器会社である「プラス」が取り扱っている高級事務椅子でした。現在も継続して販売している椅子です。現在の価格は税込122,256円~となっています。

「giroflex64」(ジロフレックス)と呼ばれ、スイスに本社を構えるジロフレックス社がデザイン・設計をして、日本国内市場のジロフレックスチェアは日本で組み立てられています。2012年にプラス株式会社がジロフレックスチェアのライセンス生産を開始。国内の工場で日本人向けの最終調整を行なっています。

ちなみにジロフレックス社は、世界で最初に「スプリング回転式チェア」を開発したオフィスチェア業界の第一人者だそうです。

人間工学に基づく先端技術を終結。 ”正しい座り”を科学したジロフレックスシリーズ。 64シリーズは、シンプルながらスタイリッシュなフォルムが、オフィスに洗練された雰囲気を漂わせます。機能性にもこだわり、姿勢に合わせてしなやかに対応できる構造で、快適な座り心地を実現しています。

1脚12万円以上もする超高級デスクチェアーでした。でも座り心地にはあまり影響の出ないキャスター部品は一般的な部品を使用していて、ちょっとがっくりですね。

生産工場がわかったので、急ぎ「giroflex64」用の取り換えキャスター部品を注文したのでした。そして現在の古いキャスター取り外し作業を行い始めた四代目でした。   つづく

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
11月 11, 2017 · Posted in その他の家具修理  
    

Comments

Leave a Reply

Verified by MonsterInsights