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ロッキングチェア座割

M様から大切な形見のロッキングチェアーの修理に関してお問い合わせがありました。

M様より
あちらこちら傷んでいるロッキングチェアです。 形見の大切な物なのですが、修理可能でしょうか? 

一度目はなんとか固定したのですが、今回は自分でできそうにありません。よろしくお願いいたします。

安田屋家具店からの返信

ロッキングチェアーの現状を写真で確認しました。かなり傷みが激しい状態です。

まず座割れの修理は新しい箇所の再接合をします。以前割れてお客様自身で再接合した古い箇所はきれいに割ることができれば、接合を外し再度接合を行います。

しかし無理に割ろうとすると他の部分が割れたりするので、簡単に外れない場合は現状のままとなります。修理ができません。

座面裏の金属プーレートを外します。新しく割れた個所の再接合後、座面裏側に横に2本補強板を取付けます。

接合する場合に多少座面に段差が生じますのでご了承ください。段差を無くすには座面を削って再塗装をしなければなりません。そうすると修理費用が高くなりすぎますのであまりお勧めしません。

次に背棒の1本にセロテープが巻かれているので、棒が折れているものと思います。一度折れた棒の再接着はできますが、強度が
まったくありませんので、新しい棒に取替えます。

単純な丸棒を使用しますので、取替えない他の棒と若干形状が異なることがありますのでご了承ください。取り換えた棒は他の棒と同色で塗装しますが、若干の色違いが生じますことをご了承ください。

新しい棒に取替える際、背面上部の板を外し、再接着を行いますので、抜けかかっている棒も一緒に再接合します。

現物を確認していませんので概算となりますが、座板割れ、背棒取替の修理費用は、税込20,000円前後となります。往復の送料が別途必要です。背棒の取替が必要ない場合は再見積もりいたしますのでご連絡ください。

尚、上記修理以外に完全に修理する方法があります。
座面の割れは割れた個所だけの修理ではなく、一度座面の接合部をすべて強制的に割ります。

背棒も脚棒も全て分解し、部品状態にします。その後座面を再度接合して1枚の板座にします。その後、座面表裏を削り段差を無くします。

その後、折れた背棒を取替、背棒、脚棒を再接合し組立ます。その後座面を中心に再塗装を行います。

この方法であれば修理後、ほぼ新品となります。ただしこの方法は「キツツキマーク」のシールが貼ってある飛騨産業の商品でないとできません。

修理費用は税込28,000円となります。往復の送料が別途必要です。

尚、岐阜市近郊であれば当店より引取・お届を無料で行います。

M様からのご連絡
ありがとうございます。お勧めの2万円程の修理でお願いします。座面の塗装は不要です。多少の段差は気になりません。よろしくお願いいたします。

 
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10月 20, 2019 · Posted in その他の家具修理  
    

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